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5月末から騒ぎになっている富士通製ソフトウェアの情報漏洩の続報と、新たに発覚した村田製作所の情報不正持ち出しについて。
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以前の記事の後で、調査結果の詳細が分かった。
主に官公庁に導入されたProjectWEBというソフトウェアで情報共有が穴となり、成田空港の運行管理情報などが盗まれた。
情報漏洩は正規のID、パスワードを第3者が使用して不正アクセスされて起きている。
8月になって詳細な調査結果を富士通が発表した。情報漏洩した企業、機関は129あったという。
流出した情報は、下記の情報などだ。
幸いにも、現時点で悪用された事例は見えていないそうだ。
ただ、「現時点は」なので、どこかに貯め込まれた漏洩データが後日使われる可能性がある。
流出の可能性があるのであれば、パスワードは早急に更新したほうがよい。
村田製作所のシステムの更新をしていた日本IBMから発生している。
日本IBMの再委託先であるIBM中国の社員が、約7万2000件の情報を不正に持ち出していたと判明した。
これについても現時点では持ち出された情報の悪用は確認されていないそうだ。
いつまでも続く情報漏洩と不正持ち出し。終わりなき戦いにどう対策していけばいいのだろう。
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