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量子コンピュータは現行のコンピュータではとてつもなく時間がかかる計算を一瞬でできるという。
いろいろな国、企業で開発が進められているが、グーグルが新たなチップを発表した。
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グーグルが量子チップ、「ウィロー」を発表した。現在最速のスパコンの計算では10の25乗年かかる問題をわずか5分で計算できるそうだ。
引用する。
グーグルは、新しい量子チップ「Willow(ウィロー)」は重要な「ブレークスルー」を取り入れており、「実用的で大規模な量子コンピュータへの道を開く」と述べている。
どんな画期的な技術を使っているのかはわからないが、上述のように途方もない時間がかかることを一瞬で計算できてしまう。量子コンピュータがあれば様々な問題も解決しそうだ。
現行のコンピュータの処理能力を大幅に超える画期的な量子コンピュータ。そうであれば一気に製品が変わりそうなものだが、まだまだ製品化には時間がかかる。
時間がかかるということは、コストもかかるということだ。資金力がある企業のみが開発を継続できるだろう。
また量子コンピュータには以前からセキュリティ上の音大が指摘されている。引用する。
一方で、量子コンピュータの悪用も懸念されている。たとえば、機密データ保護に使用される一部の暗号を破るために使われる可能性がある。
米アップルは2月、チャット機能「iMessage」を保護する暗号が、将来の強力な量子コンピュータによって破られないよう、「量子耐性」を持たせると発表した。
今は安全と思われている暗号もウィローの前では簡単に全件をチェックして破られてしまうだろう。
そうなったときに安全な通信、ECサイトの利用をどうすればよいだろうか。技術の進歩は明るい未来を感じられるが、この件についてだけは暗い未来も見えているのでいやだな。
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