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国内で生き残る数少ない半導体メーカの1つ、キオクシアが超高速SSDを開発し2026年下期に出荷するそうだ。
開発はAI半導体で1位のNVidiaと協力して進められるという。
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日本のフラッシュメモリメーカ、キオクシアが超高速SSDを開発するという。用途はNVidiaが得意とするAI半導体を使うAIサーバに搭載されDRAMの代わりになるという。


キオクシア 超高速SSD開発 2507 出典:日経XTECH
AI(人工知能)サーバー向けに、データ転送速度を従来比約10倍に高めたSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)を開発する。米NVIDIA(エヌビディア)と協力して開発し、2026年下期にサンプル出荷を始める。AIサーバーに搭載されるDRAMの一部置き換えを狙う。
開発するのはSSDとDRAMの性能差を埋めるストレージクラスメモリー(SCM)の一種で、「Super High IOPS SSD」と呼ぶ製品。容量の小さいデータを処理する性能(ランダムアクセス性能)を従来のSSDの約10倍に当たる1000万IOPS(Input Output Per Second)以上に高める。
なんと、1,000万IOPS?
現行のGen4 SSDはせいぜい50万IOPSなので、20倍のスピードだ。現行のSSDは遅すぎてDRAMの代わりにならないが、1,000万IOPSもあればできるのだろうか。
それにしても書き換え回数の上限を考えると1年も経たずに交換が必要かも。それはそれでキオクシアの収益に貢献しそうだが。
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