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2021年末から使っているLogicool製のトラックボール、M575の使い勝手をレビューする。2024年夏に似た形状のProtoArc EM04を購入し、今はバックアップ用に置いている。
どちらも提供機能はほぼ同じで、大きなディスプレイではマウスは持ち上げることが多かったが全くなくて、動きが少なくていい。腱鞘炎に悩む人にお勧めだ。
3年経った状況について書いている。
マウス、トラックボールのまとめはこちら。
前回の2年レビューはこちら。
マウスは操作するのには、机上に広いエリアが必要だ。自分の場合は机の上に物が多く載っているので、せいぜい20㎝四方くらいしか余裕がなかった。
ディスプレイが広くなるにつれて、操作するエリアは広く必要であり、腕の動きも広くなる。なんだか右手だけ運動しているようだ。
トラックボールはマウスとは逆転の発想で、ボールを指でコロコロ動かしてカーソルを操作する。本体は机上に静止だ。
慣れるまでに時間がかかるが、慣れてしまえば腕を操作する必要もなく楽だ。自分が持つすべてのPCをトラックボールに替えたいくらいだ。
1年前の写真だが、いつもの机の様子だ。巨大なロジクールのキーボードK860の横にある空間は20cm四方程度でマウスでは何度も上げて移動していた。
トラックボールにすることでこの広さでも問題なくなった。
M575の手前の黒いものはクッションだ。普段はここに腕を置いて、M575の操作をする。腱鞘炎気味の人なら、エルゴノミクス対応のM575とこういうクッションの組み合わせでずいぶん楽になるだろう。
キーボードについては特に周年レビューをしていないが、当時の記事リンクを貼っておく。
時々ポインタの移動が悪くなるが、たいていは埃がセンサーにたまったせいだ。これは定期的に掃除をすれば復活する。
掃除については今回取り直した動画をアップした。ProtoArc EM04もほぼ同じ形状なので同様の方法になる。
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EM04と並べて四方から見比べた。ほぼ同じ形状で、よく見ると若干異なることがわかる。
使い始めて2年半でEM04をメインに変えてしまっている。最近はEM04が充電切れで使えないときに一晩使う、という使い方が多い。
使い心地は変わらない。手首から上の腕を動かさず、親指だけでボールをコロコロ動かし、人差し指で左ボタンとブラウザの進む、戻るボタン、中指でホイールと右ボタンを使っている。
キーボードを使うとき以外はこのトラックボールを覆うように右手をおいて操作するだけなので、手首の腱鞘炎の心配はない。この2年で右手が痛かったことは全くないので、右手にやさしいデバイスだ。形状もあるが、腕を頻繁に動かさないという点がいいのだろう。
ちょっと重めでどっしりと机におけるので、画面を注視して手探りでM575を探すような場合でも、触っただけで飛んで行ってしまうようなこともない。安定感がある。
Bluetooth接続と専用のUSBドングルでの接続を選択できる。接続先を複数にして切り替えて使いたい場合はちょっと高くなるが同じシリーズにある。
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同形状のEM04はBluetoothで2台、専用ドングルで1台の合計3台を使い分けられる。場所の問題があるが複数のPCの切り替えをしたい場合は、高い上位機種にするか、EM04が選択肢になるだろう。
耐久性という点では今のところ問題ない。この半年はメイン用途ではないということもあって、長持ちしそうだ。後継機種も販売され、M575事自体はそろそろ店舗の在庫からも消えていくだろう。PC利用の生産性を上げるツールとしてはとてもいい製品だ。
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