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元はエルピーダメモリだった、マイクロンの広島工場の設備投資に日本政府が支援をする。
目的は経済安全保障。
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マイクロン 日本政府が資金支援 2509 出典:日経 以下同じ
経済産業省は12日、米半導体メモリー大手マイクロン・テクノロジーの広島工場(広島県東広島市)の設備投資や研究開発に最大5360億円を支援すると発表した。人工知能(AI)や自動運転に使う最先端メモリー半導体の量産を後押しする。
先端メモリというとグラボ向けのメモリかな。
マイクロンは2029年度末までに最先端半導体の量産に向け1兆5000億円を投じる計画だ。生産設備を増強し、最先端品を月4万枚生産できる能力を整える。28年6〜8月に出荷を始め、30年3〜5月に最大能力で生産できるようにする。
経産省は生産ラインへの設備投資のうち3分の1にあたる最大5000億円を補助する。先端半導体の生産支援を目的とする特定半導体基金から拠出する。
これに類する支援は、キオクシアやTSMCの熊本工場でも政府は行っている。どちらも理由は、そこで生産される半導体が日本の多くの企業で必要とされるからだ。
経産省は選定理由として生産に関わる原材料などの約80%を国内の事業者から調達していることや、日本での採用や人材育成に積極的に取り組んでいることを挙げた。
マイクロンには量産開始から最低10年間は継続して生産することを求める。感染症の拡大などで需給が逼迫した際に日本政府からの増産要請に応じることも要件とする。
元は国産の最後のメモリメーカーだった広島工場だから支援したのか、あるいは重要なパーツだからか。
貴重な税金だからぜひとも有効活用してほしい。
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