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任天堂がスイッチなどの製品に対する修理サービス、保証の規程を更新し、カスタマハラスメントについての項目を追加した。
任天堂スイッチについてのまとめはこちら。
製品の修理、保証規定を変えることはあまり聞かないが、新製品が出たときや何らかの外部要因が変わった時、例えば今のような円安があって部品代が急激に値上げしているために予備パーツを確保できなくなる、といった場合に変えることがありそうだ。
今回の規程の改訂は下記項目が対象であると書かれている。
修理の依頼があっても断ることについて規程を増やしたということだろう。
では規程を見てみよう。新設されたものはカスハラ条項、カスタマハラスメントに対するものだ。
これらの行為があったと当社が判断した場合、交換または修理をお断りさせていただく場合がございます。更に、当社が悪質と判断した場合には、警察・弁護士等に連絡のうえ、適切な対処をさせていただきます。
・威迫・脅迫・威嚇行為
・侮辱、人格を否定する発言
・プライバシー侵害行為
・保証の範囲を超えた無償修理の要求など、社会通念上過剰なサービス提供の要求
・合理的理由のない当社への謝罪要求や当社関係者への処罰の要求
・同じ要望やクレームの過剰な繰り返し等による長時間の拘束行為
・SNSやインターネット上での誹謗中傷
おそらく、相当ひどい問い合わせがコールセンタにあるのだろう。これらの行為に対して明確に受付を拒否するとした。
コールセンタの人たちの離職率を下げ、安心して働ける環境を提供できるのだろう。
カスハラは徐々に社会問題として問題が目立ってきている。今後もこれに追従する会社が増えそうだ。
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