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これは驚いた。Googleが販売するPixel7について、韓国パンテック社の特許を侵害しているとし、東京地方裁判所が販売禁止命令を出したという。
Googleは何をやらかしたのだろうか?
Google製Pixelについてのまとめはこちら。
韓国語は読めないので翻訳した記事から推測してみる。
記載内容を推測を交えて補足する。
パンテックは同社の標準必須特許を侵害したグーグルを東京地方裁判所で訴えていたが、6月24日に販売禁止命令を含む勝訴判決を受けたと明らかにした。今回の判決によりGoogleはPixel7を日本市場で販売できなくなった。
他のサイトを見ていると、どうやらLTEに関する特許らしい。電話である以上は基本中の基本の特許だ。
英語サイトの和訳を引用する。
この特許は、PixelスマートフォンのLTEモデムが携帯電話基地局と通信する方法に関するものです。しかし、この特許は公正かつ合理的な条件でライセンス供与されていませんでした。
裁判所では和解が進められていたそうだが、Googleが協力的でなかったため、販売禁止となったようだ。
同社は妥当なロイヤルティの支払いを拒否し、日本で販売されたPixel 7スマートフォンの台数に関するデータの提供も拒否しました。
この対応は特許侵害が言いがかりだと自信を持って言える時ぐらいしかできないだろう。Googleはどういうつもりだったのだろう。
もしかしてPixel7はすでに2世代前の製品なので、販売禁止になっても困らないからか?
Pantechは現在、より新しいPixel 8およびPixel 9シリーズをターゲットにしてGoogleに対して新たな訴訟を起こしているため、両社が妥協に達しない限り、この2機種も同じ運命をたどる可能性がある。
Pixel8/9はまだ販売されている。これらが販売禁止になったら、世界中で重要な市場である日本での販売がなくなる。
せっかく気づいたシェア2位の地位が崩れてしまうだろう。Googleの誠実な対応が求められる。
まずはGoogle Japanがニュースリリースを出すべきだな。
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