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2020年5月10日更新
Nexus9でやった復旧方法でもしかしたら直るか?と思い、
古いスマホのXperia AXも復活させた話。
Xperia AXについてのまとめはこちら。
ドコモから販売されたソニー製スマホで、型番はSO-01E。
2012年秋に発売された、初期のLTE対応モデル。
CPUにSnapDragon S4(デュアルコア、1.5GHz)、メモリ1GB、ROM16GB。
手持ちのスマホで電池を外せるものはこれが最後。
国内メーカの国内向け端末なので、Felica(おサイフケータイ)やワンセグに対応。
画面は4.3インチと最近のハイエンド機種より随分コンパクトで、解像度は1280×720。
カメラは1300万画素、手ブレ防止機能付き。
LTE対応が災いして、恐ろしく電池を消費(浪費、が正しい表現と思う)するため
スペア電池を買ったくらいだが、結局使わなくなった。
さすがに外で電池を交換するのは無理がある。
先に買っていたタブレットのNexus7(2012)ばかり使うようになった。
auユーザの自分がなぜドコモの機種?と気づいた方は素晴らしい。
この機種で初めて白ロムというブツで買って、MVNOデビューした。
ご存知の方はスルーしてください。
スマホを新古品や中古品として市場に出されたもの、といえる。
中には新品で入手して即解約したものや、使い込んだ中古品もあり、
新しい機種から古い機種まで多彩。
当時、イーモバイルで契約した初めてのスマホ、S31HT(Aria)が契約から2年たち、
機種交換しようにもイーモバイルに魅力的なLTE対応機種がなく
(正確には、皆無)、解約に踏み切った。
さてどうするかと考えた。
音声通話はauのガラケー、S006があるのでスマホはデータ通信だけの契約で十分と考えた。
ならば最近話を聞く「MVNO」にするか。
料金が安いし。
そこまで決めて問題になったのが、肝心の端末がないこと。
今のように素晴らしいSIMフリースマホがハイエンドからローエンドまで
選び放題なわけではなく、いや、皆無だったと思う。
ドコモ回線のMVNOである限り、ドコモの端末しか選択肢になり得ない。
新品をドコモショップで買うこともできない、できたとしても高いので、
どこかで聞きつけた白ロムを買うことになった。
どのMVNOにするか、選んだ記憶はあまり残っていない。
結論として、bmobile(日本通信)のSIM2枚セットを買った。
2GBで、月額料金は3000円ぐらいだったかな。
あまり速くなかったが、スマホとNexus7の2台に入れたかったので、
これしかなかったと思う。
MVNOの選択肢もあまりなかった。
余談だが、その後bmobileを解約し、so-netのモバイルサービスに乗り換えた。
Nexus7(2013)とセットで買えたから。そのNexus7(2013)が1年で壊れ、
しかし残債支払いがあるため通信のみ利用継続。残債と解約料が大差なかった。
残債がなくなり、さてどこに移ろうかと見回して、mineoをみつけた。
今使うmineoは1契約でSIMを複数、という形態がないので是非とも検討してほしい。
1契約で複数のSIMを提供するMVNOがあるにはあるが、mineo解約には至らない。
上に書いたように、LTE通信での電池消費が多く半年程度で使わなくなった。
以後は自宅でたまにアプリの更新のみしていたが、いつからか
反応が著しく悪くなり、まともに使えなくなった。Nexus9と全く同じ道をたどっている。
あまりの反応の悪さにラウンチャーを軽めのものに変えたり、
プレインストールされているドコモ謹製アプリを片っ端から止めたりしたが
反応の悪さは変わらなかった。
そんなときに、Nexus9を復活できたので、同じ方法でトライする。
Nexus9でやったようにファクトリーリセットをする。
Nexusシリーズとは違い、起動時に音量小を押す方法では何もできなかった。
つまりリカバリモードに入れない。
まずはリカバリモードへの入り方を検索する。
やはりないらしい。
代わりに設定アプリから出来るとわかった。
設定→バックアップとリセット を開き、一番下にあるデータの初期化 を押す。
次のページで一番下にある「携帯端末をリセット」ボタンを押す。
するとデータエリアをきれいに消去して再起動してくれるらしいが、何も変化なし。
あれ?もう一度やるものの、だめ。
再起動してもだめ。
写真の画面でボタンを何度押しても変わらない。
どうやら以前の試行錯誤の操作で、中の状態が良くないらしい。
まさにNexus9ではやらなかったプログラム(OS)の書き換えをやる必要がありそう。
さて、どうやって?検索はつづく。
ソニーからファームウェア更新に失敗した場合に、PCから更新させる
ソフトウェアか無償で提供されている。
このソフトウェアでは、スマホ内の写真のバックアップもできる。
(USBケーブルでPCにつなぎ、ファイル転送モードにすればエクスプローラーで
できるが、その辺りの知識、スキルがない人のためのソフトウェアなのだろう。
HTCにもあったが、motoはないなあ)
早速ダウンロードしてインストールし、USBケーブルで繋いでファームウェアを更新した。
手順は以下の通り。
Nexus9同様にアカウントの設定をして、同じようにもどした。
OSのバージョンは変わらず、最後の4.0。
試しにブラウザを動かしてみる。
最新機種のヌルヌルサクサクには叶わないが、まあまあ待てば使えなくはない。
いらないアプリを削除して、息子がちょっと使えるように提供した。
大喜びだ。
ドコモのサポートページを見ると、2019年1月で故障受付が終わり、
この方法によるソフトウェア更新が出来なくなりそう。
日本の法律では生産終了後7年の部品保持があったが、今は違うのかな。
わずか6年で打ち切られる。
しかし、OSもハードウェアも更新が激しく、実際は2、3年で現役ではなくなるこのご時世。
次にトラブルがあったら、そこで終わりだな。
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