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LogicoolのM575というトラックボールは非常にいい。大画面のPCで使う場合に相性がいい。難点は高価なことだ。
昨年ProtoArcのトラックボール、EM04を購入した。M575と同じような作りなのに充電式、接続できるPCは3つと上を行く機能であり、さらに安い。1年使った使い心地を記録する。
マウス、トラックボールのまとめはこちら。
LogicoolのM575を使い始めて2年以上経過したときに、これが壊れると結構高いから痛いなぁと思っていた。そこにちょうど似た形状で半額で買えるものを見つけた。ProtoArcのEM04だ。
試しに買って、だめなら戻ればいいと思っていたのだが、なかなか快適だ。買って以来、普段はEM04を使い、充電が切れたらM575に切り替えるような使い方をしている。
違和感があるとしたらDPIだけだったが、M575はアプリで変更が可能とわかり、使い心地は全く同じだ。


Logicool DPI変更設定
では使い心地を見ていこう。
M575の後継のM575SPとの仕様比較だ。


EM04 M575 仕様比較
機能面で見ると、充電式なので乾電池が不要なこと、接続先の切り替えが3台でできること(M575は2台)、DPIの切り替えをトラックボールでできることだ。
充電間隔は使う時間によると思うが、最近は短くなってきて2週間に1回くらいかな。最初は1か月くらい持っていたように思う。
使っていると埃がたまってボールの滑りが悪くなる点はM575と同じ。M575ha2年以上使ったので、クリックするボタンの調子が悪くなった。
最近はクリックをひたすらするような使い方をしないようにしているからなのか、EM04では今のところ問題ない。
なお、M575のクリック音はやや大きいが、EM04は静かだ。M575SPと同じくらいだろうか。
ホイール近辺にボタンがあって、DPIの切り替えができる。手軽でいいのだが、誤って押すこともあってそのたびに急にカーソルの移動が遅くなってイラっとする。
まあ仕方ない。この点はM575はアプリで設定なので不便ではあるが簡単には変更できないのでいいかもしれない。
同じ形状のトラックボールのM575と、先日レビューしたマウスのEM11NLとの比較をする。


ProtoArc EM04 1年レビュー M575 EM11NL
M575とは大きさも角度もほぼ同じ。色合いがことなくくらいかな。途中で入れ替えても違和感なく継続して操作できる。
EM11NLはマウスなのでそもそも広い場所が必要であり操作感覚は異なるが、それ以上に角度が異なっている。
EM11NLの記事でも書いているがこちらの角度は役60度だ。トラックボールで60度は使いにくいかもしれないが、マウスなら操作しやすい。
角度が浅いと手のひらで押さえつけて操作するイメージだが、60度にもなるとマウスをつかんで持って操作するイメージになる。手首にやさしい角度であり、広いエリアをあちこち移動することがたやすい。
今回も動画を作ったので貼っておく。使おうかどうしようか決めかねている人の役に立つとうれしい。
価格が安いのでM575の代わりになる。ただしM575ではできるのにEM04ではできない機能がある。ボタンに機能をアサインするものだ。
ボタンを押すとWEBブラウザを開くとかそういうたぐいのものだ、自分は使わないので今回は紹介しない。
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