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AMDから現行のRyzen5xxxシリーズにCPUが追加される発表があった。
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AMDはCPUのアーキテクチャであるZen3アーキテクチャのRyzen 5xxxシリーズに新しいCPUの追加を発表した。モデルはRyzen9 5900とRyzen7 5800、それからグラフィック機能内蔵のRyzen 5000Gシリーズだ。
その特徴を順に見ていく。
Ryzen5000
今回は2つのモデルが発表されている。従来からあるXが付いたモデルよりもベースクロック、ブースト時のクロックが低くなる代わりにTDPが低く抑えられている。OEM専用のため一般販売の予定は現状なし。
| Ryzen9 5900 | Ryzen9 5900X | Ryzen7 5800 | Ryzen7 5800X | |
| コア数／スレッド数 | 12 / 24 | 8 / 16 | ||
| ベースクロック／最大クロック | 3.0GHz / 4.7GHz | 3.7GHz / 4.8GHz | 3.4GHz / 4.6GHz | 3.8GHz / 4.7GHz |
| キャッシュ容量 L2/L3 | 6MB / 64MB | 4MB / 32MB | ||
| TDP | 65W | 105W | 65W | 105W |
| メモリ規格 | DDR4 3200MHz | |||
Zen3アーキテクチャのグラフィック内蔵Ryzenになる。Ryzen4000GシリーズがRyzen3000(Zen2)の内蔵グラフィック版だったが、発売から1年も経たずRyzen5000（Zen3)に対応するRyzen5000Gシリーズが出る。グラフィック内蔵は常に1世代前のものであったので、今回は割と早くリリースされたようだ。
いくつか製品が出ているので表でまとめる。末尾がGのものはそのランクのものでは高速なもの、GEのものはクロックを抑えたクロック、低TDP版と言えそうだ。
Ryzen5000G
| Ryzen7 5700G | Ryzen7 5700GE | Ryzen5 5600G | Ryzen5 5600GE | Ryzen3 5300G | Ryzen3 5300GE | |
| コア数／スレッド数 | 8 / 16 | 6 / 12 | 4 / 8 | |||
| ベースクロック／最大クロック | 3.8GHz / 4.6GHz | 3.2GHz / 4.6GHz | 3.9GHz / 4.4GHz | 3.4GHz / 4.4GHz | 4.0GHz / 4.2GHz | 3.6GHz / 4.2GHz |
| キャッシュ容量 L2/L3 | 4MB / 16MB | 3MB / 16MB | 2MB / 8MB | |||
| TDP | 65W | 35W | 65W | 35W | 65W | 35W |
| メモリ規格 | DDR4 3200MHz | |||||
| グラフィック周波数 | 2,000MHz | 1,900MHz | 1,700MHz | |||
| グラフィックコア数 | 8 | 7 | 6 | |||
現状はOEM向けで一般販売されないそうだが、そのうち販売されるのではないだろうか。
今年の6月はRyzen6000が出るのだろうか？
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