スポンサーリンク
AMDからリテール販売されていなかったGPU内蔵のRyzenが発売開始された。
CPU,SoCニュースのまとめはこちら。
AMDから4月に発表され、OEM向けには販売されていた、デスクトップ用GPU内蔵のRyzenがやっとリテール販売された。小売店で購入できる。
具体的にはRyzen 5700Gと5600Gだ。
以前の記事はこちら。
アフィリエイト広告 ここから購入いただきますと当ブログに報酬が支払われ、運営資金になります。
Zen3アーキテクチャのCPUコアと、Ryzen 4000Gシリーズ同様のGPUコアが同居し、別途グラフィックボードを購入しなくてよい。ゲームをするユーザでなく、オフィス製品やWEB閲覧が主目的ならGPU内蔵で十分だ。
下表は4月の記事と同じ表だが、今回発売されたものは太字にした。
Ryzen7 5700G | Ryzen7 5700GE | Ryzen5 5600G | Ryzen5 5600GE | Ryzen3 5300G | Ryzen3 5300GE | |
コア数/スレッド数 | 8 / 16 | 6 / 12 | 4 / 8 | |||
ベースクロック/最大クロック | 3.8GHz / 4.6GHz | 3.2GHz / 4.6GHz | 3.9GHz / 4.4GHz | 3.4GHz / 4.4GHz | 4.0GHz / 4.2GHz | 3.6GHz / 4.2GHz |
キャッシュ容量 L2/L3 | 4MB / 16MB | 3MB / 16MB | 2MB / 8MB | |||
TDP | 65W | 35W | 65W | 35W | 65W | 35W |
メモリ規格 | DDR4 3200MHz | |||||
グラフィック周波数 | 2,000MHz | 1,900MHz | 1,700MHz | |||
グラフィックコア数 | 8 | 7 | 6 |
購入していないので自力ではできないが、PCショップで実施して公表している記事を見つけた。
PC工房の記事によれば、GPU性能はFF14のベンチマークで標準画質でのスコアはRyzen5 5600Gで6044だそうだ。
一方ですでに旧製品になったRyzen 5 3600の自作PCであるJisaku7で同じものを測定したがものがこちら。
GPUなし版で外付けのボードを買った場合と比較して、同じ6コアのCPUでもGPU性能で大幅にスコアが異なる。ゲームやグラフィック用途、画像編集に使うつもりがあれば内蔵GPUよりも外付けGPUで構成するほうが幸せになれる。
半年弱待ってやっと発売された。
GPU内蔵版があればコストを抑えて自作できるのでありがたい。一方で自作するユーザが減っていると思うが、残っているユーザはスピード、性能命のはずなので、GPUなし版とグラフィックボードで構築することが多いだろう。
実際の需要にマッチしているか不明ではあるが、メーカ製PCの用途としては必要なものであるので必要な製品だ。
それゆえリテール販売は様子を見ていたように思える。
自分自身でもゲームをやることは少ないが、カスタマイズしたいので自作を続けている。
価格的なメリットは少ないので、そろそろショップブランドでもいいのかもと思ったりするが、純粋に作るのが楽しいからだ。(近年はひどい目にも合っているが)
今回のCPUを使って新たな自作機を作りたい衝動はあるが、まだJisaku7で性能面は充分だ。
Windows11がでたら考えよう。
PR