スポンサーリンク
AMDのPC向けCPUであるRyzen 7000シリーズに3D Vキャッシュ増量版のSKUを発表した。
CPU,SoCニュースのまとめはこちら。
年始恒例行事のCESでAMDがRyzen 7000シリーズの強化版であるSKUを発表した。
すでにAMDのWEBで情報が表示されている。発売は2月の予定。
7000X3Dシリーズの売りは、キャッシュ増量によるゲーミング用途への最適化。
発表されたSKUは3つ。
最上位の7950で比較しよう。他はAMDのWEBを参照。
モデル名 | Ryzen 7950X3D | Ryzen7950X |
---|---|---|
コア数/スレッド数 | 16/32 | 16/32 |
最大ブースト周波数 | 5.7GHz | 5.7GHz |
基本周波数 | 4.2GHz | 4.5GHz |
L1キャッシュ | 1MB | 1MB |
L2キャッシュ | 16MB | 16MB |
L3キャッシュ | 128MB | 64MB |
TDP | 120W | 170W |
製造プロセス | 5nm(TSMC) | 5nm(TSMC) |
対応メモリ | DDR5 | DDR5 |
GPUコア数 | 2 | 2 |
GPU周波数 | 2200MHz | 2200MHz |
価格 | 未定 | 97,500円前後 |
価格(US) | 未定 | $699 |
モデル名 | Ryzen 7950X3D |
---|---|
コア数/スレッド数 | 16/32 |
最大ブースト周波数 | 5.7GHz |
基本周波数 | 4.2GHz |
L1キャッシュ | 1MB |
L2キャッシュ | 16MB |
L3キャッシュ | 128MB |
TDP | 120W |
製造プロセス | 5nm(TSMC) |
対応メモリ | DDR5 |
GPUコア数 | 2 |
GPU周波数 | 2200MHz |
価格 | 未定 |
価格(US) | 未定 |
モデル名 | Ryzen7950X |
---|---|
コア数/スレッド数 | 16/32 |
最大ブースト周波数 | 5.7GHz |
基本周波数 | 4.5GHz |
L1キャッシュ | 1MB |
L2キャッシュ | 16MB |
L3キャッシュ | 64MB |
TDP | 170W |
製造プロセス | 5nm(TSMC) |
対応メモリ | DDR5 |
GPUコア数 | 2 |
GPU周波数 | 2200MHz |
価格 | 97,500円前後 |
価格(US) | $699 |
アフィリエイト広告 ここから購入いただきますと当ブログに報酬が支払われ、運営資金になります。
L3キャッシュの増量で低速なRAMにアクセスせずキャッシュ内のデータで処理ができる確率が上がる。これにより、処理能力が上がり、シングルコア性能と組み合わせてゲーミング用途には抜群な性能を発揮するCPUになる。
また参考までに7950XのUSでの価格を掲載している。$699だ。
これと日本の普通に販売している店舗(極端な安売り店を除いた最安値圏)が97,500円なので$円レートは139円になる。
年明け前から円高に戻ってきているので、7950Xなど発売済みSKUの価格が安くなる改訂があるか、なければ7950X3Dが7950Xと円では大差ない価格出てくる可能性がありそうだ。
しばらくはPCパーツは安値に戻る傾向になるので日本では買い控えになりそうだ。
7950XほどのCPUを個人のゲーム用途に使うのはかなりオーバスペックで、やはりe-Sports選手が買うような機種なのだろう。
と、個人的には思うが、世間は実は金余りでこんな価格はPC自作ユーザの世界では普通なのかもしれない。
CPUだけでなくグラボも高額になってきた。日本だけが円安で取り残されているのかもしれない。
PR