IrvineのもっとPC自作日記
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【AIによる効率化】オーストラリアの銀行が人員削減を撤回 AI活用に限界か

 

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【AIによる効率化】オーストラリアの銀行が人員削減を撤回 AI活用に限界か

この記事を見て、やはりこういうのが出たかと思った。
AIへの信奉によりAIがあれば何でもできると妄信し、人員削減を計画したそうだ。そんなにうまくいくわけがない。
AIのニュースまとめはこちら。

  

日経の記事

AIはどんどん身近になってきている。PCではCoPilotで質問すれば答えてくれる。企業では画像生成もやってくれるバージョンがある。
一方でスマホにはGeminiがあり、Pixel10では温デバイスで通訳できるようになった。
とても便利だ。20世紀の頃に思い描いたことはSFの世界だったが、とうとう現実になった。
あと10年経ったら月に住んでいるのではないかな。

そんな便利なAIが人間のの能力を退化させるかもしれないと思いつつ、その前に仕事がなくなるって話がやってくる。
上述のように通訳はたいていのことはスマホでできる。専門職としての通訳はよほど業界用語に精通した人でなければ生き残れそうにない。
同様に事務作業の徐々にRPAやAIにより人間が介在しなくてもよくなってきている。人間は何をしてお金を得ればいいのだろう。AIにできない人間らしい接客とか、今ならまだ蒸留設計のような分野には人間がいないとできないのだろう。

そんな考えが浮かぶのは自分だけでなく、世界中にいる。オーストラリアの銀行でも重役が考えて、人員削減を計画したそうだ。
しかしそれはうまくいかなかった。

オーストラリア銀行 AIによる効率化 人員削減失敗

オーストラリア銀行 AIによる効率化 人員削減失敗 出典:日経

人員削減計画の失敗

日経によれば、

同国銀行最大手のコモンウェルス銀行が7月、AI導入による人員削減を業界で初めて打ち出したが、その1カ月後に「誤りだった」として撤回した。高い賃金、低い生産性に悩む豪企業が多いなか、AIによる効率化の難しさが浮き彫りになった。

他のサイトの情報を総合すると、通話量の増加と顧客の不満の増加のため、残る社員からの不満が高まったのだろう。45人の人員削減を撤回し、謝罪したそうだ。
この銀行は人員削減やDXにより、収益を上げるつもりだったようだ。しかし机上の空論になったようだ。
その原因はAIによる自動応答が期待した成果を出せなかったからだろう。

AIへの過信が狂わせる?

現在のAIはDeepLeraningをもとにしたもので、誤りを含むと明記されている。誤りがないAIができればいいのだろうが、それはまだまだ先の話だろうし、その時にはAIが人格を持つってことになるのかもしれない。
誤りがあるというが忘れ去られており、人間抜きで何でも処理しようとしたのだろうか。
重役たちもAIとは何かをちゃんと学ぶ必要があるだろう。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 
 

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