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ASRock製のベアボーン、DeskMini X600を買って1年。たまに周辺を追加したりしているが、サブPCなのでそんなに頻度高く使っているわけではない。
PyTorchの改良の話が聞こえてきたので、そろそろメモリを増設して内蔵GPUで生成AIを始めようと思っている。
作って1年を振り返るレビュー。
ASRock製のベアボーンミニPC、DeskMini X600のまとめはこちら。
DeskMini X600はコンパクトで1Lの牛乳パック2本を並べた程度の大きさだ。重さはずっしりとあるものの、ディスプレイ裏に設置したり机の上にちょこんと置いたりもできる。
それでいてCPUはTDPの制限がありながら、デスクトップ用の普通のものを使える。よくあるミニPCはこのベアボーンよりも小さいが、ノートPC用のCPUなので換装できない。
ベアボーンは半完成品なので自作PC好きにはミニPCよりも楽しめるだろう。
購入当時もミニPCにするかベアボーンにするか、いろいろ迷って、結局ベアボーンにした。ペンティアム3の頃にも作ったことはあるので自分としては敷居が低い。
1年を振り返ると、使用頻度が低いので故障はなく、普通に使えている。Power Automateをインストールして、自動でデータを収集する用途で使っている。
メインPCのJisaku8を仮想マシンと生成AI専用にして、DeskMini X600を普段使いにするという手もあるが、まだそこまでやっていない。
どういう製品なのか、動画を作ってあるので参照ください。
メモリはDDR5のノートPC用のものだが、2スロットしかない。このため増設するには新しいものを買って差し替えるしかない。
せっかく32GB(16GB×2)を買ったのだが今回は64GB(32GBx2)を買ったので、32GBは当分保管だ。
最近はDDR4が高くなり、DDR5が安くなる一方なので、Jisaku8のDDR4メモリを買った時からDDR4はさらに値上がりしているが、DDR5の方は1年前と比べて容量2倍で50%程度の価格上昇だ。確実に安くなっている。安いとしても、今から作るPCはDDR4が必要なRyzen 3000/5000シリーズは避けるほうがいいだろう。
購入したメモリがはこちら。CrucialのDDR5-5600だ。


DeskMini X600 メモリ増設 2507


DeskMini X600 メモリ増設 2507
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さて、では早速交換しよう。
本体のケーブルを全部抜き、背面のネジを4本抜くと中身を抜き出せる。


DeskMini X600 メモリ増設 2507


DeskMini X600 メモリ増設 2507
メモリは16GBx2が載っている。片面実装だ。


DeskMini X600 メモリ増設 2507
これを先ほどのメモリと交換する。こちらは両面実装だ。


DeskMini X600 メモリ増設 2507
元に戻して抜いたケーブルも差し込む。PCを起動し、システム情報を確認する。64GBになっている。


DeskMini X600 メモリ増設 2507
グラフィックメモリが2GBのアサインなので、これを32GBに換えて、内蔵GPUで生成AIを使えるか調査だ。
今までのPytorchはWindowsでは動かなかったが、ベータ版ながらROCmで動くものがあるという。Pytorchは今までNVidiaの独占だったが、AMDやインテルのGPUも使えるような取り組みをしているとも聞く。
そうなれば、DeskMini X600を生成AIマシンとしてひたすら動かし続けることができるようになる。
この辺りは夏休みかな。
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