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ZHD傘下の動画配信サービスのGYAO!がサービス終了を発表した。
ネットサービスのニュースまとめはこちら。
GYAO!は2023年3月31日17時をもってすべてのサービスを終了すると発表した。
終了する対象は「GYAO!」「GYAO!ストア」「トレンドニュース」であり、全商品の販売が終了し、購入済みの商品の視聴ができなくなる。
気に入った映画を購入していたとしても上記時刻以降は別のプラットフォームで探さないといけないということだ。
なかなか思い切った決定である。他のサービスと統合するのでそっちで継続できる、というわけではなさそうだ。
GYAO!はUSENの事業として出発し、おそらくUSENが傾いた頃だろうか、Yahoo傘下となって現在に至る。YahooはLINEと経営統合したので今の親会社はZHDになる。
GYAOが始まったころはテレビや映画をネット配信してくれるところは少なく、無料で見ることができたのでとてもよかった。
その後amazon Prime VideoやNetflixなどが台頭して、ネット配信のオリジナル番組が作られるようになり、差別化が進んだ。
またテレビ番組の配信のほうはTVerなどテレビ局側のネット進出があり、オリジナルコンテンツが弱いGYAO!はその両方から挟まれたのだろう。
今見ても、テレビドラマも映画も古いし、洋画は話題のものが見当たらない。
この辺りが今回の撤退の原因ではないかと思う。
ZHDはのLINE VOOMという縦型ショート動画サービスに経営資源を集中させていくそうだ。成長のが見込まれる分野にシフトしていくことは一般的な企業の戦略だ。
縦型ショート動画がどういうものか知らないので今度しらべてみようっと。
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