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2020年3月8日更新
*この記事は2016年12月6日に投稿しました
2013年に買った録画用NAS(RECBOX)がいっぱいになったので、新たに買ったNASについてのメモ。
地デジ番組保管向けHDD付きのNAS HDL2-A40R/REについてのまとめはこちら。
2013年に買った地デジ録画番組をムーブできるIOデータ製のRECBOX、HDL-DV2.0DT は、
USBでなくLANでアクセスするデジタル著作権保護に対応したモデル。
もう売っていないのでメーカーの製品紹介から消えているので、価格コムをリンク。
当時はまだまだHDDの価格が高くて3TBモデルは買えず、しかもRAIDによる保護もなし。
まあそれでも目的がレコーダーからの退避、保管ではなく、タブレットに持ち出し用録画データを
運ぶために経由させることだった。
コピーが終われば消せたのでよかった。
時が流れ、電車でしかドラマを見る時間を確保できないくらいの過酷な遠距離通勤が終わり、
家でゆっくりと録画した番組を見る時間ができた。
このためRECBOXをしばらく使っていなかった。
通常はドラマの最終回を迎えたあとで、保存したいと思えるドラマはレコーダーから
Blurayディスクに書き出す。
そして、削除することでブルーレイレコーダの容量を確保している。
RECBOXへの退避はずっとしていなかった。
しかしそろそろ、光学ドライブへの書き出しも面倒になってきた。
このため、夏に物理容量13.5TBの容量のファイルサーバをつくり、
地デジ番組データも一元管理しようと考えた。
しかし、DTCP-IPのフリーソフトが見つからず断念した。
(DTCP-IPはライセンス料が発生するため、フリーソフトで提供されることは、なさそう)
そんなこともあり、せっかくの新しいファイルサーバではPCのデータと地デジ録画番組を一元管理はできない。
地デジ番組だけ別のNASを買ってレコーダーから移動することとした。
HDL-DV2.0DT の残容量をにらみつつ、夏に選定し秋の改編期の前に設置する目標で進めた。
今回は下記のポイントで選ぶことにした。
海外メーカー製で最近勢いがあるNASケースがいくつかあり興味もある。
地デジのダビング10という日本特有のコピープロテクション機能に
どこまで対応してくれているか不安がある。
ネット上の評価を参考にして、すぐ動くものにする。
外出先からのアクセスは想定しないのでDTCP+はオーバースペック。
単にコピーとムーブができれはいい。
気に入った番組をこの先何回見るかわからないが、見たいときにデータが壊れていた、では困る。
最低限RAID1で冗長化しておきたい。
RAID5,6までは求めない。
(容量効率を追求するならRAID5,6にすべきだが、そういう製品が見当たらない。。。)
最低限で2TB。将来自力で換装できるとなお良い。
今回の選定では、実績がある国内メーカーを選ぶしかない。
アイ・オーデータか、バッファローになる。
アイ・オーデータは今のモデルもそうなので、GUIの使い勝手もある程度想像でき、当然DTCP対応。
またいろいろなモデルがあり、容量、RAIDの有無で選択できる。
バッファローも当然似たようなものを提供しているが、ユニークと思ったのが、
2.5インチドライブのモデルがあること。
容量の点で不利になるがかなり小さい。
フットプリントを稼ぎたい場合はいいかもしれない。
と、一瞬思ったが。
バッファローの特定機種だけかもしれないが、すぐ壊れる、という声がネット上の検索で多く見つかった。
何らかの作為があるかもしれないが、敢えて火中の栗を拾う必要もない。
それに、仕事で2.5インチのSATAを使い、頻繁に壊れて酷い目にあったことがある。
耐久性のあるエンタープライズ向けSASを使うならまだしも、コストを考えてSATAにする前提では意味がない。
2.5インチモデルを採用する必然性がない。
したがってメーカーはアイ・オーデータに決めて、コストから2TBのRAID1の旧モデルに決めた。
出荷時の設定ではRAID0になっており、4TBの容量がある。しかし、再構築して2TBのRAID1で利用できる。
3TBにしたいところだがコストが。。。相変わらず、録画用は高い。
HDDにAV専用のシーケンシャル性能が高いものを使っていると思うが、それにしてもなあ。
早速購入した。パッケージ簡易版のため、箱が真っ白。
中身は本体、ケーブル、説明書、なんらかのDVDディスク。RECBOXもこのくらいだったかなあ。
机上の設置場所がそろそろ困って来ている。
幸い3.5インチのドライブを2本立てたくらいのフットプリントで、小さい。
問題は電源とLANケーブルをつなぐ先の確保。
電源はタップにつなぐ大きなACアダプタの隙間で使っていなかったところを使えそう。
LANのほうは、常時接続しているハブにつなぎたいので、
(最近のファイルサーバ構築で足りなくなり、カスケード接続で増やした。
こちらはPCを使うときだけ電源を入れる)
自作サブPCのJisaku5のLANを増設側に移動して、入れ替えた。
このため、Jisaku5, Jisaku6, NAS4Freeへのアクセスは常時ONではない。
これで設置は完了。
IPアドレスの設定をするのに、まずは専用の探索ツール Magic Finderを使って探す。
LAN内なので容易に見つかる。
IPアドレスを設定し、ホスト名もいれておく。
名前は適当。後はRAID1にするだけ。
RAID構成を変えるには、一旦ボリュームを削除する必要があり、最初にやらないと面倒なのでやる。
手順通りやって、しばらく待つと出来上がり。
再構築中でも書き込みはできるが、遅くなるのでやらない。
これでレコーダーから認識すれば、2TBの退避先の出来上がり。
転送速度は測定していないが、おそらく規格で決まっているのでは。
同じくらいでダビングができたような体感。
これでRAIDによるデータ保護を考慮した地デジの番組の退避先ができた。
2TBなので2クールくらいは大丈夫だろう。
2019/10/31補足
2TBはあっという間にうまり、その後はHDL2-AA0/eにスイッチしていった。
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