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IIJmioから予告通り2月24日に新料金の発表があった。
IIJmioについてのまとめはこちら。
MVNOでは人気のあるIIJmio。そのIIJmioが新料金プランを3月目前に発表した。
ほかのMVNOからahamoを意識した料金値下げが相次いだが、どれもこれもいまいち感が漂う。
そして、IIJmioから新料金が発表された。事前に予想したのは保守的な価格だったが、裏切られた。
この価格なら、持ってもいいかも、と思わせるものだった。
出典:IIJmio WEBページ 以下同じ
でかでかと書かれているが、780円だ。実はこれは最低料金ではなく、さらに安いプランもある。
ではプランの内容の紹介。
表をみればわかるが、最も需要があるであろう音声+データ通信のプランで最低容量の2GBでは
月780円(税別)だ。いままで3GBであっても1,760円であった。半額以下だ。これは大きな値下げだな。
先に書いたように、実はこの780円が最安ではない。eSIMプランを選択すると同じ2GB でも月400円になる。
え、物理SIMがないだけでそんなに安くなるの?手持ちにはeSIM対応スマホがないので試せないが、あれば
このプランがいいだろう。楽天モバイルは1GBまで0円ではあるが、2GBになると980円になる。
これと比較すると最安だろう。(なお、eSIMはデータ専用になることに注意)
新料金を改めて俯瞰しよう。
横軸はデータ容量、縦軸はプランの種別だ。横軸のデータ容量は従来から増えて、2,4,8,15,20GBと
なっている。20GBってところがahamoなどと競合するところだが、値段は楽天よりも安く1,880円だ。
mineoなどよりも安い。
データ通信の速度が十分速ければ、ahamoなどMNOを含めて最強のプランになるが、もちろんそんなことはない。
一方の縦軸は、音声+データ、データ+SMS、データのみ、eSIMの4種類がある。eSIMはデータ通信のみ
対応だが、通常のSIMなら680円/2GBなので半額近く安い。かなりお得だ。もしものためのバックアップ用に
保有するには400円なら許容範囲だろう。自分が選択できないのが残念だ。
なお、プランの中でSIMを増やすことはできないが、同じ契約の中でデータ容量をシェアできるようになるそうだ。
親が代表で契約し子供の分も料金を払う想定なら、2回線以上でデータ容量をシェアできる。無制限にシェアしたりできるし、
この端末間だけという事もできるようだ。シェア設定しなくてもパケットを贈ることは可能らしい。
IIJmioという歴史のあるプロバイダがソフトバンクのように思い切った値下げに踏み切り、ユーザの気持ちをがっちりと
つかんだという印象。
eSIMの低価格プランは、IIJがフルMVNOとしての立場で裁量が多いからできている点と、今後普及させたいという
意図だろう。5G回線の無料も好感持てる。
この発表の後、OCNモバイルONEもとうとう新プランを3月に出すというニュースが来た。
それを見て決めるか。MNO戦国時代はMVNOを焼き尽くす勢いで広がっている。
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