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インテルのパット・ゲルシンガーCEOが12月1日に退任したと、インテルが発表している。
CPU,SoCニュースのまとめはこちら。
日本語のサイトにはなく、英語の方に掲載されている。
パット氏はインテルを務め、その後VMwareのCEOを務めていた。10年ほど前だろうか。初めてVMwareの年次イベントに参加して、そこで基調講演をしたパット氏を見たのが自分が認識した初めてだった。
以来数年、毎年VMwareのイベントには必ず基調講演を行い、他の外資系のCEOと比べて控えめで実直そうな印象を受けていた。
話したことがないので実際のところはわからないけど、技術者出身というパット氏の経歴からもそういう印象なのだろうと勝手に思った次第だ。
数年連続で聞いていた基調講演の場が別の人に変わった時に親と思った。そのご、インテルのCEO就任が発表された。古巣に戻ってインテルのかじ取りを託されたのだ。
ほぼ4年をCEOとして対応してきたが、その4年間は決して順調ではなかった。
NAND事業、NUC事業を売り払い、ほぼCPU専業になったインテル。
しかし次世代の微細化技術は思うように進まず、最近のインテルはAMDに対して圧倒的な立場でもなく、Snapdragonにも脅かされている。
身売り、買収など碌な話がなかった。とうとう経営責任を取って辞任したか。
次のCEOが見つかるまでは、現在の取締役が暫定共同CEOになって対応する。ただし見つかるかどうか。
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