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【インテル】2024Q売り上げが見通しに届かず 半導体の冬はまだまだ継続か?

 

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【インテル】2024Q売り上げが見通しに届かず 半導体の冬はまだまだ継続か?

ロイターによれば、インテルの2024年度第1四半期の売り上げがアナリストの予想に達しなかったそうだ。
半導体は年始ごろから復調になると以前言われていたが、インテルについては、まだ冬の時代が続く見込みだ。
IT業界に関するニュースのまとめはこちら。

  

ロイターの報道

ロイターの報道をまとめる。

インテル 2024年度Q1  売上高未達

インテル 2024年度Q1  売上高未達 出典:ロイター

  • インテルが発表したQ1の売上高見通しは市場予想を下回った。
    アナリストは145億ドルと見込んでいたが、インテルの発表は122-132億ドルだった。
  • これにより1株利益は0.33$を見込んでいたが、0.13$になる。半分以下だ。
  • パット・ゲルシンガーCEOのコメントでは、季節的な需要低迷により、PC、サーバ向け半導体が売れなかった。

このニュースにより、サーバーやPC向け半導体の需要を巡る先行き不透明感が募る。

他の半導体メーカはどうか

NVidiaはAI向けに絶好調。AMDも遅れまいとRyzen8000シリーズを投入した。2社はこれからのAIブームに乗っていこうとしている。

一方でインテルは遅れている。AI向け半導体の予定はあるようだがまだ明確になっていない。
CPUという販売商品があったおかげで、ほかの商品がおろそかになり、かつCPU自身もイノベーションのジレンマにより遅れてきているように思える。

また、第14世代のCore CPUは改良であったので、あまり人気になっていないように思える。
年始にCESで出てきたCore Ultra搭載のノートPCはニュースになったりもしているが、ハイエンドの一部の商品であり、インテルの販売が上向くほどの効果はまだないのだろう。

NANDについてもSSD,SDカードともにまだまだ安価だ。キオクシアやWDなどのメーカも苦境に立たされていると思われる。今後の決算発表は要注意だ。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 

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