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2020年4月5日更新
よりによって自作メインPCが使えなくなった1週間の話。
Core i7-6700Kで作った自作PC Jisaku6についてのまとめはこちら。
それは唐突に始まった。
出張前の日。頭が痛くて早めに帰った。
夕飯までのちょっとした時間にメインPCを起動し、一度シャットダウン。
夕飯後、再度起動すると、しばらくしたら操作ができなくなった。
あれ。いわゆるフリーズだが、マウスは動く。
Outlook(左)でメールをフォルダに移動しようとしたら、真っ白。
タスクバー上のアプリケーションを起動しようとすると反応なし。
アイコンが消える。
マウスは動いてもが新たなアプリケーション起動やシャットダウンができない。
うーむ、何これ。
以前、ネットワークが遅くてタイムアウトした時はこんな感じだったかなあ。
でもネットワークに関係ないところは動いたよなあ。
Ctrl+Alt+Delを押すとしばらくして表示されるのはこんなダイアログボックス。
なんだこれ。
時間がないし明日は出張なので、そのままにして寝た。
(シャットダウンもできないので、強制リセットで電源オフ。)
・・・
出張から帰り、状況が変わっていることを期待したが、やはり何も変わってなかった。
相変わらず起動後3、4分で反応がなくなる。
この日も諦めて寝た。(もちろんここも、強制リセットで電源オフ。)
・・・
翌日は時間があったので、調査を開始。
出張前に何をやったかと考えた。
そういえば、マザーボードベンダのGIGABYTEが提供するツールがずっと動かないので、
アンインストールしてインストールしたっけ。
あとはJAVAを更新したっけ。
ツールをアンインストールしてなんとなく安定したので、毎週末の作業(バックアップなど)は普通にできた。
安心して翌日起動するとまた再発。あれれ。
直ったのはなんだったのやら。
長い戦いが始まるあの戦場特有の匂いを嗅いだ気がする。
まずは問題かもしれない、ドライバの入れ直し。
変わらず。
イベントログに何か記録があったので、念のためHyper-Vの無効化。
変わらず。
うーむ。だめだ。でもクリーンインストールは避けたい。面倒だ。
そうだ、EaseUSでリストアするか。
実はツールを使ったリストアは初めて。
通常はバックアップだけやって安心してしまいがちだが、リストアできることを試して
おかないとこういうときに慌てることになる。
EaseUS ToDo Backupを依頼レビューで評価した際、やろうと思っていたが物理PCがないことと、
時間がなくてやっていなかった。
このため、緊急時に起動するDVDやUSBメモリの用意もしていない。
これではリストアできない。
なんでだよ、数ヶ月前の自分に文句を言いたい。!!
でも起動ディスクって別のPCでも作成可能かも。
そう思って、行動に移す。
まずは、Jisaku5にフリー版をインストールする。手順は以前と同じ。
ここで、ブート用USBを作成する。
ブート用は2種類あり、LinuxとWindows PEがある。
Windows PEとは、Windows Preinstallation Environmentの略で、OSインストールの際に先に
インストールされるものらしい。
これ単独で軽量なOSとして使えてしまうので、そうできないよう仕掛けがあるそうだ。
軽量であってもWindowsであり、ネットワークドライブにつなぐことも可能なようだ。
もちろん特殊なドライバなどは入ってないのでBluetoothのマウスは動かないが、
横幅の長いディスプレイは認識して、ただ横長に表示された。
起動ディスクはそのPCで作らないといけないと思っていたが、Jisaku5で問題なくできた。
最初はLinux版でつくったが、起動してみるとこれではネットワークドライブはアクセスできない。
うむむ。
Windows PE版で起動ディスクを作り直して、起動するとNASにもアクセスできた。よし。
一方で、今回は初のリストア。
仮想マシンで練習しておくつもりだったんだけどな。
まともに操作できないとはいえ、メールはじめデータはバックアップ以後の分が残っている。
できればアクセスできるようにしたい。
ファイルはデータ用のHDDにあるので無事だが、各種設定が消えてしまう。
急いでビデオの編集をする用事があるのだが、あろうことか救済できていないデータがCドライブにある。
このままでは一部データがないビデオしか編集できない。
タイムリミットが迫る。
なんとか手軽に復活させたい。
このためには、失敗リスクを避けるため、別のドライブを用意するしかないのだがなあ。
あ、そういえば夏にJisaku5の再インストールで新しいSSDを買って外した、前のやつがあったっけ。
これを使おう。
まずは貴重なデータが載るSSDを外し、間違えないようにポストイットを貼って安全な場所に保管した。
さて、リカバリ開始だ。
続き
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