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半導体不足の影響で、記名式のSuicaカードが発売停止になったとニュースがあった。
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SuicaはJR東日本とソニーが開発した非接触式のICカードだ。JR東日本の構想を具現化したソニーの技術も素晴らしいが、切符だけでなく買い物、会員証に展開したJR東日本の構想力も素晴らしいものだ。
ただ、QRコードやクレジットカードのタッチ決済の台頭により、これまでのゆるぎない存在が揺らいでいる。スマホの乗り換え先におサイフケータイ対応が条件という自分のルールも数年経ったらなくなっているのかもしれない。
そんなカード式のSuicaがピンチを迎えている。6月から無記名式のSuicaは発売停止になっているが、8月2日から記名式のSuicaも発売停止になった。
発表によれば、カード製造メーカの供給状況が読めないため、定期券の確保、再発行分の確保を優先するために一時停止となる。
供給ができない
なお、
定期乗車券の新規発売、小児用カード及び障がい者用カードの発売、カード障害や紛失時の再発行サービスは継続します
とのこと。
どんなことでも例外はある。記名式Suicaの発行も例外があって下記条件で継続される。
同じ仕組み、プラットフォームを利用するカードは全国にあるが特に影響があるのはPASMOだ。関東のバスや私鉄が利用している。
こちらについては、「PASMO 企画乗車券」、「バスの持参人式PASMO 定期券」等の一部の無記名の「PASMO」カードは引き続き購入可能。
対象カードの図を見る限り、定期券とモバイル対応のもの、外国人用以外は全滅だ。
逆に無記名式のSuica、定期券ではない記名式のSuicaをどのくらいの人が使っているのだろうか。
記名式のSuicaを新規に購入したいユーザは外国人を除くとどのくらいいるのだろうか。
子供用は発行継続とあるので、小学生のうちに発行すれば回避できそうだ。
とすると、海外から帰国した人がSuicaを定期券でなく使いたい場合に発行するということか。
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