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すでに2週間が経っているが、6月上旬に突如ニコニコ動画がサービス停止に追い込まれた。
ニコニコ動画を運営するKADOKAWAのシステム全体も含めてサイバー攻撃によりサービス提供が不可能になったそうだ。現状でわかっていることを記録しておく。
IT業界に関するニュースのまとめはこちら。
ニコニコ動画が6月9日に発表したが、その日からサイバー攻撃のためサービスを停止している。
ニコニコ動画などサービス停止 “サイバー攻撃の可能性高い” #首都圏NEWSWEB https://t.co/Mu9MfDwYN8 https://t.co/Mu9MfDwYN8
— NHK@首都圏 (@nhk_shutoken) June 9, 2024
当初は1週間くらいとみられていたが、2週間経過した時点では「復旧には1か月超」という見方が出ている。なお、ニコニコ動画を提供するKADOKAWAのシステム全体も停止しており、出版や関係者への支払いも問題が出ているそうだ。
はっきりとした報道はないので推測と思われるが、原因はランサムウェアによるデータの暗号化のようだ。
ネットの情報なので真偽はわからないが、攻撃に気づいてサーバを停止させても遠隔操作で起動されて、暗号化が進んだようだ。コンソールを乗っ取られているのか、WoLで起動させたのかはわからないが、どっちにしてもセキュリティに甘さを感じる。
ランサムウェアとすると興味深い記事がある。
日本でも年に数回、ランサムウェア被害の話を聞くが、実は日本は少ないほうだとのこと。身代金を払わないので攻撃集団から見たら割に合わないようだ。
セキュリティをがっちりと固めること、ファームウェア更新はまめに行うこと、さらにバックアップを確実に取って万一暗号化されても戻せるように備えること。
このくらいをまじめにやっていれば多くの場合は回避できるのだろうか。
感染率が高く、支払う可能性が高いドイツは相当狙われていそうだ。
過去のランサムウェアに関する記事はこちら。
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