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アップルと開発者の間で続いている最高裁への上告について判断が下された。アップル、EPIC GAMESともに上告を棄却されたので、控訴審の判定で確定するようだ。
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前回の記事はこちら。
2021年にアップルとEPIC GAMESの間で裁判になった。
アップルはApp Storeの規約違反を理由にEPIC GAMESのフォートナイトなどを締め出した。
EPIC GAMESは高いピンハネを理由に、App Store外で課金する仕組みを作った。App Storeが独占禁止法に違反するともしていた。
この過程でiOS上でフォートナイトなどのゲームをプレイする手段がなくなった。正確には新規インストールや更新ができなくなった。
そして2021年にいったん地方裁判所の判決が出て、アップルはApp Store外で課金する仕組みを作ることとなったが、App Storeは独占禁止法に違反しないと判断された。
続く2023年の控訴審で、アップルの訴えをほぼ認め、唯一独占しているとして半ステアリング規則に違反しているとみなされた。
アップルは半ステアリング規則違反を、EPIC GAMESはアップルの独占禁止法していない判定を不服として上告し、最高裁で争うことになっていた。
アメリカでも高等裁判所の判決を不服とした場合は上告して最高裁で判断するようだ。
先ごろ最高裁の判定が出た。2社からの上告を共に却下するという。
ITmediaの記事をまとめる。
アップルが不服とした。、AppStore以外でのアプリ代金支払い方法の提供、告知を禁じてはいけないという判決は維持される。
EPIC GAMESが不服とした、AppStoreのポリシーが独金法に抵触しないという判決も維持される。
従い、AppStoreにはFORT NITEは帰ってこないし、アップルは決済手段をAppStore以外で提供することを認めなければならない。
これにより、裁判は決心することになり、上記方針がこのまま継続する。
上述のように、EPIC GAMESのFORT NITEはAppStoreに再登場はなさそうだ。
訴訟を起こしたEPIC GAMESのほかのゲームをアップルが掲載を許すはずもないので、ほかのゲームも同様に永遠に戻ってこない。
どうしてもそのゲームをしたい場合は、Androidのスマホでプレイするか、PC、スイッチなどゲーム機でするしかない。
最高裁としては両社の主張をうまく取り入れた控訴審の決定を指示したほうが良いと判断したのだろうか。
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