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昨年のamazon、メタに続いて、マイクロソフトも1万人の削減を発表した。
IT業界に関するニュースのまとめはこちら。
CESが終わって1週間。にぎやかなお祭りが終わるとともにこういうニュースが出るってところはUSっぽい。
まずはマイクロソフトのWEBに掲載されている発表内容。
ナディラCEOの従業員あてのメールを掲載しているそうだ。
回りくどい言い方で書いているようだが、削減のところは割とストレートに書いている。省略しながら読み取ろう。
First, we will align our cost structure with our revenue and where we see customer demand. Today, we are making changes that will result in the reduction of our overall workforce by 10,000 jobs through the end of FY23 Q3. his represents less than 5 percent of our total employee base, with some notifications happening today.
It’s important to note that while we are eliminating roles in some areas, we will continue to hire in key strategic areas. We know this is a challenging time for each person impacted. The senior leadership team and I are committed that as we go through this process, we will do so in the most thoughtful and transparent way possible.
つまり、1万人は減らすけど成長が見込めない分野を中心に実施して、成長が見込める分野は今後も雇用を続けていく、ということだ。
マイクロソフトが事業を選択して集中するということのようだ。
すでにニュースなどで開設されているが、aws、メタに続いてマイクロソフトでも大規模な人員削減が行われる。
IT業界という意味ではTwitterもそうだが、TwitterはGAFAMよりは小さいうえに、削減の理由がちょっと違う。
IT業界で人員削減が相次ぐのは、これから来る景気減速による仕事が減ることへの備えだ。USでは解雇に対して日本ほどの厳しいルールがないので、需要がなくなった事業に対しては容赦なく人を減らす。需要が増えたらまた雇えばよい。これがJOB Descriptionなのだろう。必要な時に必要な人材を雇う。日本のように新入社員から育てていく、なんて発想はない。
GAFAMのうち、メタ(facebook)、amazon、マイクロソフトの3つが削減をする。残るGoogle(アルファベット)とアップルはどうなのだろうか。
アップルは以前からiPhoneの売れ行きが想定を下回っているという話をよく聞く。しかし大規模な削減の話は聞かない。
グーグルのほうも聞かないな。これら2社は社内で新事業に配置転換をしているのかもしれない。
とすると、余剰になる人員を減らすだけでなく、何らかの事業をマイクロソフトは撤退しようと考えているのだろう。
それは何か?
先日のMicrosoft 365 Basicの発表にあるように、買い切り方のライセンス製から撤退していくのかもしれない。
でもそれだけで1万人とは思えない。Azure開発のなかでも需要が見込めないシステム開発をやめるのかなぁ。
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