【CentOS後継】CentOS後継に名乗り出たAlmaLinux Azureもサポートを表明
最終更新:2023年5月8日 投稿:2021年8月27日
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年末に迫るCentOSの終了によりその後どうするか、この数か月はあまり動きがないようだ。
Alma LinuxとRocky Linuxというディストリビューションが後継に名乗り出て、人気が出てきているようだ。
社会を支えるインフラになったLinuxのまとめはこちら。
この記事のポイント
CentOSの後継に名乗り出たAlma LinuxにAzureがサポートを表明
awsはすでにサポート表明済み。2大クラウド事業者が対応することになった
Alma Linuxの最新情報
ひさびさ公式ページを訪れた。変わった点は、いつの間にか言語の選択肢に日本語が入っていること。
肝心な記事は英語のままではあるが。
Alma Linux 出典:Alma Linux WEBページ 以下同じ
機械翻訳かなという印象。
そして前回もサポート企業についてお知らせしたが、マイクロソフトも加わった。
サポート企業
おそらく主要なベンダを書いているだけと思うが、aws, Azureという2大クラウド事業者がそろった。
ほかにはスマホ用のSoC提供で有名なarmにDC業者のEQUINIXだ。Azureは右下にある。
サポート企業
そしてAzureの参加についてはブログで詳細が書かれている。
Azureサポート
書かれていることを要約する。
Alma LinuxをAzure Marketplaceで利用できるようになった
AzureのリージョンによってAlma Linuxのミラーサイトを構築。今後ダウンロードやアップデートが速くなる。
Azure自身の選択肢を増やすことと、Alma Linuxのミラーサイト構築をお互いが提供しあってwin-winで解決したようだ。
CentOSのサポート終了まであと4か月。現状はAlmaとRockyの2つしか候補は聞こえない。どっちを選んでも仕様面では大差ないと以前記事にした。
問題になるのは途中で辞められることだ。支援企業が多いほどそのリスクがなくなる。
AlmaとRocky、どっちが生き残るかは、数年先までわかりそうにない。
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著者プロフィール
irvine
ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。