スポンサーリンク
携帯電話番号の枯渇は以前から問題になっているが、とうとう14桁が開始される。
顧客満足度の高いMVNO事業者 mineoのまとめはこちら。
mineoからの発表をまず引用する。
どういうことか詳細を読み解こう。
携帯電話の番号の需要はどんどん増えている。近年ではIoTにより今までは使われていなかった機器にも電話番号が割り当てられるようになり、ますます足りなくなった。
1999年に従来10桁だった電話番号を一斉に11桁に替えてどんと増やしたのだが、それがとうとう底を尽いたようだ。
すでに20年も経っていたか。当時の方針では(記憶なので誤っているかもしれないが)
11桁から頭の3桁を除くと8桁。全部は使っていないはずだが、仮に使っているとすれば090だけで1億の番号か。今は090,080,070と3つあるので3億という事だ。
国民の人口を考えたらこれだけあれば足りると考えていたのだろう。
ところが先のIoTの話があって、途中からIoT向けに割り当てた020が足りなくなったという事のようだ。
次の対応はどうなるのかニュースなどで聞いていなかったのだが、今回のmineoの発表で分かったことがある。
IoT向けの番号は14桁になる。一気に3桁増やすとのことだ。
先に書いておくと、mineoの発表は音声プランでは従来の11桁の番号を使う。データ専用でSMSなしのプランのみ、この新しい14桁プランに切替えていく。なお、この割り当てはmineo独自というよりはドコモ、ソフトバンクの要請のようだ。auは対象外となっている。
すでに利用しているユーザでデータプランの020を使うユーザには影響しない。自分もたしかmineoはデータ専用でSMSなしの方は020だった。
SMSなしプランはLINEで認証することもできないので、本当にデータ通信だけを使う用途になる。
今は音声プランでも3GBでMVNOは1,000円を下回る事業者がいくつもあるので、あえてデータ専用SMSなしプランを使う必要性は低い。
近い将来、音声プランの方の電話番号も枯渇する日が来るだろう。その時はまた11桁を12桁にするのかなぁ。
そうすると対応できない端末がでてきて、また買い替えが必要になりそうだ。
PR