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我が家にはたくさんディスプレイがあるが、新たにモバイルディスプレイが加わった。
ディスプレイについてのまとめはこちら。
たくさん持っているのに買い足したのはなぜか。
それは子供の要望だ。ある在宅勤務の日。自分の部屋はリビングの隣にあり、子供がリビングでゲームをする。
あまりにゲームに熱中するため短時間であってもうるさ過ぎる。困った。
スイッチ本体のディスプレイは小さいので移動してゲームすると目が悪くなるし、首が痛くなる。
しかし自分の部屋は動かせないし、別の部屋で仕事をするのは難しい。我が家のテレビは、リビング以外には自分の部屋だけある。
家族会議の末、スイッチに外部ディスプレイをつないで、うるさい時はリビング以外でやってもらうことにした。このためモバイルディスプレイが必要になった。
据え置き型になる、ディスプレイの下にスタンドがあるものは持ち運びが難しい。となるとモバイルディスプレイしかない。色々出ているが、このタイプでは17インチまでしかなさそうだ。
スイッチ本体に比べれば画面が大きいし、視線を高くできるだろう。姿勢をよくしてゲームできそうだな。
予算もたいしてないので、2万円より安くできればいいや。となると日本のメーカ製は選択できないので、amazonに多数ある中華メーカ製を探す。
たくさん種類があるのでどれにしようかとも思うが、ポイントは下記に絞った。
これで探し始めた。
いくつか候補を見つけたが、最終的に下記のものにした。決めたポイントは自立できるスタンドを持つという点。ほかの製品はカバーがついていて、そのほうが良いと思っていた。が、カバーを使ってスタンドにする物ばかりだが、その方法では角度を自由に設定できない。これって結構使いづらいのではないかなと思った次第。
主要な仕様は下記の通り。
画面 | 15.6インチ 1,920 x 1,080ピクセル、10.1インチ |
---|---|
インタフェース | ミニHDMI、USB-C |
大きさ、重さ | 35.5 x 22.2 x 1.4 cm 790g |
タイムセール祭りで6,000円弱の割引があり購入。セールで購入して即届いた。
15インチのディスプレイなのでまあまあの大きさだ。化粧箱は立派なものだ。
中をあけると上にディスプレイ。ディスプレイを動かすと下にケーブルが3つ。
ディスプレイを開封する。どれも似たようなものだ。
添付されているのはケーブル3種と説明書。ケーブルは左からUSB-C-USB-C、HDMI-ミニHDMI、USB-A-USB-C。用途はUSB-C-USB-CがPCとケーブル1本で電源も表示もできるやつ。HDMIはPCやスイッチにつないで表示する。右のUSB-A-USB-CはHDMIケーブルを使う際に電源供給できないので代わりに供給する。
背面。わかりにくいが、下半分が上半分より分厚い。VESA用の穴はない。
下から見るとこういう感じだ。
スタンドをあけるとこういう風に見える。真ん中付近に蝶番があり、そこを起点に下半分が開く。まあまあ重めになっているので簡単に閉じたりはしない。経年劣化でどうなるかはわからないが。
横から見た様子。このようにスタンドとして開く。スタンドの開き方を変えることで角度を変えられる。
スタンドをあけることでこのくらい寝かせることができる。これ以上はできない。
逆に狭めていくと、このくらいが限界かな。もう少し開けたほうがいいだろうが。
ディスプレイの左側面。左から電源ボタン、OSDボタン、イヤホンジャック。OSDボタンはメニュー画面に置いて操作をするために使う。
反対側はうまく撮影できなかったので写真がないが、上からUSB-Cが2つ、そしてミニHDMIの端子が並ぶ。(後述の写真でもわかる)
まずはPCとつないだ様子。PCは2019年に購入したDellのInspiron 7380。USB-C Altモードを備えており、HDMIケーブルの代わりにUSB-Cケーブルで外部ディスプレイに表示できる。
PC側の接続はこうなる。左がPCの電源。その右がUSB-Cケーブルでモバイルディスプレイにつなぐ。
モバイルディスプレイ側はUSB-Cケーブル1本をつなぐだけ。
昔買ったLENOVOのモバイルディスプレイをつないだ時の写真を以前撮っているが、見た目はほぼ同じだ。LENOVOは14インチくらいだっけかな。昔のものなので接続はUSB2.0ケーブルで行う。Altモードではないので、PC側にドライバをインストールすることになる。
このブログの同じ個所をPCとモバイルディスプレイで表示してみる。
次はもともとの目的のスイッチの接続だ。スイッチは注意が必要と事前に聞いている。
まずはスイッチ本体の底面にあるUSB-C端子にUSB-C-USB-Cケーブルをつないで、モバイルディスプレイにつないだ。
事前の調査の通り、スイッチの電源供給量では足りないので表示しない。補助電源が必要。
接続方法を変える。スイッチはいつもテレビにつないでいるドックに置き、ドックに附属のHDMIケーブルをつなぐ。この反対側はミニHDMIになっている。一方で電源はUSB-Cで供給するので、先のPCのUSB-A端子につなぐ。
このため、モバイルディスプレイは上のUSB-Cケーブル(相手はPCのUSB-A端子)、下はミニHDMI(相手はスイッチのドックにあるHDMI端子)
対向のスイッチのドックはカバーをあけるとこうなっている。上はスイッチに電源供給するUSB-C端子、下がHDMI端子。
一応動作チェックを終えたので子供に渡した。興味をもって早速使ったようだが、フォートナイトのプレイ中に何度も大騒ぎする。
しかし悲鳴が上がる。
1時間ぐらいで何度も発生したようだ。ううむ。
すぐ思い付いたのはUSB電源の供給能力だ。スイッチ用に使えと貸したのは昔の1A用の電源アダプタ。おそらくこれでは足りないのだろう。だから画面が途中で切れるというのは想定通りだ。
手持ちに2A用の電源があったのでこれを代わりに貸し出したところ、その後は問題なかったそうだ。
改めてマニュアルを読むと3A用の電源がいるらしい。
短時間だが使った感触をまとめる。
堅牢性 | 未評価 |
---|---|
軽さ | ★★★☆☆ PCよりは軽いが、そこそこの重さがあるほうがいいだろう。 |
扱いやすさ | ★★★★★ |
角度調整 | ★★★★★ 自立式スタンドによって快適 |
インタフェース | ★★★★★ |
総合 | ★★★★☆ |
何年もつものか分からないが、当面の子供のスイッチによる大騒ぎはこれで抑えられそうだ。
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