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moto g8 power lite、moto e6sの登場とg9シリーズの噂

 

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moto g8 power lite、moto e6sの登場とg9シリーズの噂

moto g8シリーズは春に登場したが、半年遅れて機種が増える。
モトローラ製スマホのまとめはこちら。

機種の概要

先日twitterでモトローラ社の告知を見たときにこう書いていた。


残念ながら5G端末などではなく、グローバルで販売している廉価版の投入だった。
9月4日から発売する。

moto g8 power lite

moto g8 power lite

出典:モトローラWEBサイト

g8 power liteは、g8 powerのSoCをクアルコムのSnapdraggonからMediaTekに変えて安くしたと
考えればよいだろう。
少々異なる点もあるが、バッテリ容量などはおなじだ。位置づけとしてバッテリ大容量スマホの
廉価版だろう。

おやと思ったのは、moto g8 powerがAndroid10であるのに対して、後から発売される
moto g8 power liteはAndroid9ということだ。こういうのは珍しい。
またDSDV対応は共通だが、g8、g8 powerでは1スロットをmicroSDカードと排他利用にしたのに対し、
今回の2機種はmotoシリーズの本来の姿に戻って、2スロット共存利用になっている。

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moto e6s

moto e6s

出典:モトローラWEBサイト

一方でe6sは型番からも分かるようにミッドレンジのgシリーズではなくさらに安価なラインになる。
RAMの量、バッテリ容量、カメラ仕様のどれを見てもコスト削減が見られ、その結果が価格になっている。
初めてスマホを持たせる子供用などを想定しているのだろうか。
在庫処分のセールなどになれば1万円を切りそうだ。子供用のアプリを載せたら売れそうな気がする。

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仕様の比較

moto g8, g8 powerを交えて比較した。

moto e6s moto g8 power lite moto g8 power moto g8
OS Android 9 Android 10
SoC MediaTek Helio P22 MediaTek Helio P35 SnapDragon 665
メモリ 2GB 4GB
ストレージ 32GB 64GB
大きさ 155.6 x 73.0 x 8.5mm 160g 164.94 x 75.76 x 9.2mm 200g 158.0 x 75.9 × 9.6mm 197g 161.3 x 75.8 × 9mm 188g
ディスプレイ 6.1インチ、1,560 x 720 pixel IPS液晶 6.5インチ、1,600 x 720 pixel IPS液晶 6.4インチ、2,300 x 1080 pixel IPS液晶 6.4インチ、1,560 x 720 pixel
通信方式 4G:B1/2/3/5/7/8/18/19/20/26/28/40
3G:B1/2/5/6/8
2G:850/900/1,800/1,900MHz
4G:B1/2/3/5/7/8/18/19/20/
26/28/38/40/41
3G:B1/2/5/6/8/19
2G:850/900/1,800/1,900MHz
4G:B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/38/40/41
3G:B1/2/4/5/8/19
2G:850/900/1,800/1,900MHz
SIMスロット数 2 DSDV対応、SIMカード2つとmicro SDカードは共存可能 2 DSDV対応、ただし1スロットはmicroSDカードと排他利用
WiFi方式 IEEE 802.11 b/g/n(2.4GHz)、Bluetooth 4.2 IEEE 802.11 b/g/n(2.4GHz)、Bluetooth 5.0
カメラ性能 背面:1,300万画素(f/2.2)+深度200万画素(f/2.4)
前面:500万画素(f/2.2)
背面:1,600万画素(f/2.0)+200万画素(f/2.2)+深度200万画素(f/2.4)+マクロ200万画素(f/2.4)、LEDフラッシュ
前面:800万画素(f/2.0)
背面:1,600万画素(f/1.8)+マクロ200万画素+広角800万画素+光学ズーム800万画素、LEDフラッシュ
前面:1,600万画素(f/2.0)
背面:1,600万画素(f/1.8)+マクロ200万画素+広角800万画素、8倍デジタルズーム、LEDフラッシュ
前面:800万画素(f/2.0)
バッテリ 3,000mAh 5,000mAh 4,000mAh
その他 micro USB、FMラジオ USB Type-C、FMラジオ
価格(税込) 16,800円 20,800円 30,800円 23,800円

一方でg9の噂

グローバルではすでに次のg9の噂が飛んでいる。
g9 playはすでにインドで発表された。SoCにはSnapdragon 662、48MPixelの3カメラ、
6.5インチディスプレイで5000mAhバッテリを持つ。

moto g9 play

moto g9 play

出典:モトローラWEBサイト

低光量の夜間撮影用にNight Visionを用意する。
playのような下のランクの機種にもNFCを搭載した。昨今のコロナウィルスの影響で非接触決済の需要が
高まったためだろう。
また上記の表にあるようにWiFiが2.4GHzだけ、nまでだったものが、g9 playでは5GHz、acも対応している。
コスト削減とはいえ、2.4GHzだけでは競合と勝負にならないのであろう。

g9 plusは4GBのRAM、128GBのストレージで、SoCは700番台が載る噂がある。
こちらはまだまだ仕様が見えてこない。
5G端末の投入はMNOに入り込めたらであろうから、当面は日本ではSIMフリーで販売
していくものと思う。

最近はOPPOシャオミと安くて魅力的な端末を提供するメーカが出てきた。
モトローラの位置づけはもはや安泰ではない。魅力的な機能を持つ端末を魅力的な価格で出せなければ
さっと撤退しかねない。老舗のメーカではあるが、最近の業界のスピードに十分ついていけるのだろうか、心配だ。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 
 

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