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moto g8シリーズは春に登場したが、半年遅れて機種が増える。
モトローラ製スマホのまとめはこちら。
先日twitterでモトローラ社の告知を見たときにこう書いていた。
5G端末かなあ
楽しみ。 https://t.co/UQ24imnVdC— irvinejp(自作PC、ストレージ、スマホ、タブレット、AV機器) (@irvinejp2018) August 17, 2020
残念ながら5G端末などではなく、グローバルで販売している廉価版の投入だった。
9月4日から発売する。
出典:モトローラWEBサイト
g8 power liteは、g8 powerのSoCをクアルコムのSnapdraggonからMediaTekに変えて安くしたと
考えればよいだろう。
少々異なる点もあるが、バッテリ容量などはおなじだ。位置づけとしてバッテリ大容量スマホの
廉価版だろう。
おやと思ったのは、moto g8 powerがAndroid10であるのに対して、後から発売される
moto g8 power liteはAndroid9ということだ。こういうのは珍しい。
またDSDV対応は共通だが、g8、g8 powerでは1スロットをmicroSDカードと排他利用にしたのに対し、
今回の2機種はmotoシリーズの本来の姿に戻って、2スロット共存利用になっている。
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出典:モトローラWEBサイト
一方でe6sは型番からも分かるようにミッドレンジのgシリーズではなくさらに安価なラインになる。
RAMの量、バッテリ容量、カメラ仕様のどれを見てもコスト削減が見られ、その結果が価格になっている。
初めてスマホを持たせる子供用などを想定しているのだろうか。
在庫処分のセールなどになれば1万円を切りそうだ。子供用のアプリを載せたら売れそうな気がする。
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moto g8, g8 powerを交えて比較した。
moto e6s | moto g8 power lite | moto g8 power | moto g8 | |
OS | Android 9 | Android 10 | ||
SoC | MediaTek Helio P22 | MediaTek Helio P35 | SnapDragon 665 | |
メモリ | 2GB | 4GB | ||
ストレージ | 32GB | 64GB | ||
大きさ | 155.6 x 73.0 x 8.5mm 160g | 164.94 x 75.76 x 9.2mm 200g | 158.0 x 75.9 × 9.6mm 197g | 161.3 x 75.8 × 9mm 188g |
ディスプレイ | 6.1インチ、1,560 x 720 pixel IPS液晶 | 6.5インチ、1,600 x 720 pixel IPS液晶 | 6.4インチ、2,300 x 1080 pixel IPS液晶 | 6.4インチ、1,560 x 720 pixel |
通信方式 | 4G:B1/2/3/5/7/8/18/19/20/26/28/40 3G:B1/2/5/6/8 2G:850/900/1,800/1,900MHz |
4G:B1/2/3/5/7/8/18/19/20/ 26/28/38/40/41 3G:B1/2/5/6/8/19 2G:850/900/1,800/1,900MHz |
4G:B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/38/40/41 3G:B1/2/4/5/8/19 2G:850/900/1,800/1,900MHz |
|
SIMスロット数 | 2 DSDV対応、SIMカード2つとmicro SDカードは共存可能 | 2 DSDV対応、ただし1スロットはmicroSDカードと排他利用 | ||
WiFi方式 | IEEE 802.11 b/g/n(2.4GHz)、Bluetooth 4.2 | IEEE 802.11 b/g/n(2.4GHz)、Bluetooth 5.0 | ||
カメラ性能 | 背面:1,300万画素(f/2.2)+深度200万画素(f/2.4) 前面:500万画素(f/2.2) |
背面:1,600万画素(f/2.0)+200万画素(f/2.2)+深度200万画素(f/2.4)+マクロ200万画素(f/2.4)、LEDフラッシュ 前面:800万画素(f/2.0) |
背面:1,600万画素(f/1.8)+マクロ200万画素+広角800万画素+光学ズーム800万画素、LEDフラッシュ 前面:1,600万画素(f/2.0) |
背面:1,600万画素(f/1.8)+マクロ200万画素+広角800万画素、8倍デジタルズーム、LEDフラッシュ 前面:800万画素(f/2.0) |
バッテリ | 3,000mAh | 5,000mAh | 4,000mAh | |
その他 | micro USB、FMラジオ | USB Type-C、FMラジオ | ||
価格(税込) | 16,800円 | 20,800円 | 30,800円 | 23,800円 |
グローバルではすでに次のg9の噂が飛んでいる。
g9 playはすでにインドで発表された。SoCにはSnapdragon 662、48MPixelの3カメラ、
6.5インチディスプレイで5000mAhバッテリを持つ。
出典:モトローラWEBサイト
低光量の夜間撮影用にNight Visionを用意する。
playのような下のランクの機種にもNFCを搭載した。昨今のコロナウィルスの影響で非接触決済の需要が
高まったためだろう。
また上記の表にあるようにWiFiが2.4GHzだけ、nまでだったものが、g9 playでは5GHz、acも対応している。
コスト削減とはいえ、2.4GHzだけでは競合と勝負にならないのであろう。
g9 plusは4GBのRAM、128GBのストレージで、SoCは700番台が載る噂がある。
こちらはまだまだ仕様が見えてこない。
5G端末の投入はMNOに入り込めたらであろうから、当面は日本ではSIMフリーで販売
していくものと思う。
最近はOPPO、シャオミと安くて魅力的な端末を提供するメーカが出てきた。
モトローラの位置づけはもはや安泰ではない。魅力的な機能を持つ端末を魅力的な価格で出せなければ
さっと撤退しかねない。老舗のメーカではあるが、最近の業界のスピードに十分ついていけるのだろうか、心配だ。
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