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17年前に発売した機器のセキュリティ脆弱性から、任天堂が利用中止をユーザに求めている。
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任天堂のページによれば、これらの機器は暗号方式をWEPで行っているため、すでに脆弱なために一般的に使われていないことから利用中止を求めている。2005年の頃はまだWPAがなかったんだっけ。
最近の暗号方式はWPA3と呼ばれるものでWEPから数えて3代後だ。そのくらい古い規格で通信している。
対象はUSBアダプタのNTR-10と、WiFiルータのWAP-001だ。
使えば容易にパスワードなどの機密情報が第3者に漏れてしまう。
これらはスイッチ用はないので使っている人はもう少ないと思われるが、いないわけではない。使っている人は即時利用中止すべきだ。
しかし任天堂もアナウンスが遅すぎると思う。もしかしたら再告知だろうか。
WiFiルータはいいとして、USBによるWiFiコネクタが問題だ。このUSBアダプタ、PC用のWiFi子機としてではなく、DSやWiiのWiFi親機になるような代物だ。
WiFiがまだ今ほど普及していなかった頃に、有線LANで接続したPCを親機にするためのもののようだ。
そんな面倒くさいものがまだ売られていたとは驚きだ。
今なら同等の値段で安いWiFiルータが買えてしまうだろう。USBアダプタは代替品ではなくWiFiルータを探すほうがよさそうだ。
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