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【気になるPC】AIPCとゲーミングPCの詳細を聞いた HP OmniBook Ultra AI PC、OMEN35L

 

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【気になるPC】AIPCとゲーミングPCの詳細を聞いた HP OmniBook Ultra AI PC、OMEN35L
   

HP主催の商品説明会が先日あり聴講した。最新のAI対応PCとゲーミングPCの紹介だった。
興味深い裏話も聞けたが、今回はカタログスペックとセミナーで聞いた情報を合わせて書く。
AI対応PCはこれからどんどん出てくると思う。この機種がリファレンス機になるのかもしれない。またゲーミングPCもスペックを詳しく聞くと、静穏であったり拡張性があったりといろいろ考えられている。
PCメーカ直販やショップBTOのまとめはこちら。

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この記事のポイント

  • OmniBook Ultra AI PCは、Copilot+PC規格を満たす真のAI向けCPUである、AMDのAI 300を搭載
  • 上位モデルは55TOPSをたたき出すAI性能。HP AI Companionにより生産性を向上
  • 一方でゲーミングデスクトップ、OMEN35LはQHD解像度、90フレームのゲームに適した高性能ゲーミングPC

 

HP OmniBook Ultra AI PC

OmniBook?かなり昔の機種がそういう名前だったような気がするが、最近はPavillionとかENVYなので、なぜ昔の名前を使っているのか理解できなかった。
もしかしたら外国では今も販売中で、日本では販売していない、あるいは積極的に撃っていないブランドなのかもしれない。

AI PCときいた時はまたCore Ultraかと思ったが、なんと、まだ他社からは出てないであろう、AMDのAI300を搭載したものであった。
これは期待が高まる。なにせ、AI300はマイクロソフトのCopilot+PC要件の40TOPSを満たすCPUだ。これより前のNPUを搭載するCPUは残念ながらCopilot+PCにはなりえない。
現状はSnapdragonを搭載したものだけがCopilot+PCである。インテルやAMDの担当者は悔しい思いをしているだろうし、あ売り対応の不安からSnapdragon搭載のPCに踏み込めないエンドユーザもいるだろう。

その心配、懸念が一気に解決する。x86アーキテクチャ対応のAI向けCPUがAI 300だ。
特徴を見ていこう。

HP OmniBook Ultra AI PC

HP OmniBook Ultra AI PC

生産性の向上

AIを使う目的が生産性の向上であることに疑う余地はないだろう。要は人間のやる作業を減らして自動的にできるようにして、短い時間で今まで通りの質の製品、サービスができればそれでいいのだ。
そのためには高性能なAIエンジンが必要だ。OmniBook Ultra AI PCでは最上位モデルに55TOPSの、中下位モデルには40TOPSのCPUを搭載している。

HP OmniBook Ultra AI PC 生産性

HP OmniBook Ultra AI PC 生産性

またHP Companionにより、質問、分析、検出、実行をができる。生成AIもこの中に統合されているのだろう。
HP OmniBook Ultra AI PC HP Companion

ビデオ、オーディオの質の向上

AI機能によりWEB会議での背景のぼかしや合成、また音声のノイズ除去などが可能になる。
よほどうるさい。工事現場のようなところではメリットがありそうだが、在宅勤務ではどうだろうタッチ
ディスプレイは14インチ、IPSパネルでタッチ対応。

セキュリティ

法人向けモデルに搭載するHP Wolf Securityというソフトウェアを搭載しているそうだ。
セキュリティ面への配慮は普通の個人向けPCよりも強力だ。仕事半分、個人利用半分の人がターゲットなのだろう。もちろん。仕事100%で会社で利用することは何も問題ない。
(ただしこの機種のOSはWindows 11 Homeなのでドメインへの参加にはWindows 11 Proに更新が必要)

バッテリ

最長21時間も使えるそうだ。日帰り出張でACアダプタを持たなくても余裕で使うことができるだろう。
その長時間駆動のためなのか、重量は1.57kgとちょっと重い。最初の機種だから仕方ないのだろうか。

主な仕様は以下の通り。


モデル名
スタンダードモデルスタンダードプラスモデルパフォーマンスモデル

メーカ
HPHPHP

CPU
AI 365AI 365 AI 375

グラフィック
CPU内蔵CPU内蔵CPU内蔵

メモリ
16GB32GB32GB

ストレージ
1TB SSD1TB SSD1TB SSD

ディスプレイ
14インチ14インチ14インチ

解像度
2.2K(2,240 x 1,400)
IPSパネル
タッチ対応
2.2K(2,240 x 1,400)
IPSパネル
タッチ対応
2.2K(2,240 x 1,400)
IPSパネル
タッチ対応

ネットワーク
WiFi7
Bluetooth 5.4
WiFi7
Bluetooth 5.4
WiFi7
Bluetooth 5.4

インタフェース
Thunderbolt4 x 2
USB 3.2 Gen2 Type A x 1
Thunderbolt4 x 2
USB 3.2 Gen2 Type A x 1
Thunderbolt4 x 2
USB 3.2 Gen2 Type A x 1

カメラ
9MP IRカメラ
9MP IRカメラ
9MP IRカメラ

スピーカ
スピーカ×4
DTS:X
スピーカ×4
DTS:X
スピーカ×4
DTS:X

電源
65W Type-C65W Type-C65W Type-C

バッテリ駆動
21時間21時間21時間

OS
Windows 11 HomeWindows 11 HomeWindows 11 Home

カラー
メテオシルバーメテオシルバーメテオシルバー

大きさ、重量
315 x 227 x
16.4mm 1.57kg
315 x 227 x
16.4mm 1.57kg
315 x 227 x
16.4mm 1.57kg

価格
299,200円~319,000円~339,900円~

モデル名
スタンダードモデル

メーカ
HP

CPU
AI 365

グラフィック
CPU内蔵

メモリ
16GB

ストレージ
1TB SSD

ディスプレイ
14インチ

解像度
2.2K(2,240 x 1,400)
IPSパネル
タッチ対応

ネットワーク
WiFi7
Bluetooth 5.4

インタフェース
Thunderbolt4 x 2
USB 3.2 Gen2 Type A x 1

カメラ
9MP IRカメラ

スピーカ
スピーカ×4
DTS:X

電源
65W Type-C

バッテリ駆動
21時間

OS
Windows 11 Home

カラー
メテオシルバー

大きさ、重量
315 x 227 x
16.4mm 1.57kg

価格
299,200円~

モデル名
スタンダードプラスモデル

メーカ
HP

CPU
AI 365

グラフィック
CPU内蔵

メモリ
32GB

ストレージ
1TB SSD

ディスプレイ
14インチ

解像度
2.2K(2,240 x 1,400)
IPSパネル
タッチ対応

ネットワーク
WiFi7
Bluetooth 5.4

インタフェース
Thunderbolt4 x 2
USB 3.2 Gen2 Type A x 1

カメラ
9MP IRカメラ

スピーカ
スピーカ×4
DTS:X

電源
65W Type-C

バッテリ駆動
21時間

OS
Windows 11 Home

カラー
メテオシルバー

大きさ、重量
315 x 227 x
16.4mm 1.57kg

価格
319,000円~

モデル名
パフォーマンスモデル

メーカ
HP

CPU
AI 375

グラフィック
CPU内蔵

メモリ
32GB

ストレージ
1TB SSD

ディスプレイ
14インチ

解像度
2.2K(2,240 x 1,400)
IPSパネル
タッチ対応

ネットワーク
WiFi7
Bluetooth 5.4

インタフェース
Thunderbolt4 x 2
USB 3.2 Gen2 Type A x 1

カメラ
9MP IRカメラ

スピーカ
スピーカ×4
DTS:X

電源
65W Type-C

バッテリ駆動
21時間

OS
Windows 11 Home

カラー
メテオシルバー

大きさ、重量
315 x 227 x
16.4mm 1.57kg

価格
339,900円~

OMEN 35L

この夏にAMDモデルが先行して発売され、最近インテルモデルが発売された。
OMENはHPのゲーミングPCのブランド。ノートPCはあまり見かけないがデスクトップPCの認知度は高そうだ。

HP OMEN 35L

HP OMEN 35L

以前からOMEN 25L、45L が販売されていたが、その中間に35Lがラインアップされたそうだ。代わりに25Lは終息するそうだ。
これでローエンドはVictus、ハイエンドはOMEN 45Lで、その中間を35Lがカバーする戦略らしい。

この画像に似たものは見たことがあるだろう。黒いケースにきらびやかなファンが特徴。ファンの中心にもOMENと書かれている。

HP OMEN 35L

HP OMEN 35L

では特徴を見ていこう。

美しいデザイン

このデザインを美しいとみるかは主観的なものなのでなんとも言えないが、黒のケースに青白っぽく光るファンとシンプルではある。
自分は嫌いではない。ただ光るファン自体が電気の無駄なので止めてしまうと思うが。

冷却性能

この製品のポイントはここにある。140mmのフロントファンが2つと、120mmのリアファンに加え、240mmの水冷クーラに対応。冷却性能は45Lを超える。
ケース内でのエアフローの良しあしを示すP/Q曲線を工場出荷時に確認し最適化しているそうだ。これなら相当静かだろう。
従来品と比較して+14%の放熱効果が向上している。

実際に販売開始後の評判では「静か」というものが多いそうだ。ゲーミングPCというと高負荷になったらファンがウンウンうなる印象だが、このPCはとても静かであると。
自分は静音PCが好きなので、もしもメーカ製PCを買うなら候補に入れておきたい1つだ。

拡張性

搭載するマザボはマイクロATXであり、将来交換することも可能だ。コンパクトなサイズではあるが、RTX4090といった長いグラボを搭載できるケースになっている。
従来の中下位モデルではCPUのOC対応ができなかったが、35Lは対応している。また、RTX4090に対応することも特徴だろう。

性能

セミナーで聞いた話ではあるが、35LはQHD解像度、90フレームのゲームを問題なくこなすことが可能だそうだ。
Victus15LはFHD解像度、60フレーム、OMEN 45Lは4K解像度、120フレームが目安なのだそうだ。
やりたいゲームと予算に合わせて3ラインから選ぶといいだろう。

主な仕様は以下の通り。


モデル名
モデレートモデルアドバンスプラスモデルパフォーマンスモデル

メーカ
HPHPHP

CPU
Ryzen 8500GRyzen 8700G Core i7-14700F

チップセット
B650B650Z790H

メモリ
32GB32GB32GB

ストレージ
1TB SSD1TB SSD2TB SSD

グラフィック
RTX4060TiRTX4070TiRTX4070Ti SUPER

ネットワーク
1Gbps有線LAN
WiFi7
Bluetooth 5.4
1Gbps有線LAN
WiFi7
Bluetooth 5.4
1Gbps有線LAN
WiFi7
Bluetooth 5.4

インタフェース
USB 3.2 Gen2 TypeC x 2
USB 3.2 Gen1 Type A x 4
USB 2.0 Type A x 2
HDMI2.1 x 1
DisplayPort 1.4a x 3
USB 3.2 Gen2 TypeC x 2
USB 3.2 Gen1 Type A x 4
USB 2.0 Type A x 2
HDMI2.1 x 1
DisplayPort 1.4a x 3
USB 3.2 Gen1 TypeC x 2
USB 3.2 Gen2 TypeC x 1
USB 3.2 Gen2 Type A x 2
USB 3.2 Gen1 Type A x 2
DisplayPort 1.4a x 3

電源
600W850W850W

バッテリ駆動

OS
Windows 11 HomeWindows 11 HomeWindows 11 Home

大きさ、重量
210 x 408 x
410mm 14.5kg
210 x 408 x
410mm 14.5kg
210 x 408 x
410mm 14.5kg

価格
286,000円~418,000円~398,000円~

モデル名
モデレートモデル

メーカ
HP

CPU
Ryzen 8500G

チップセット
B650

メモリ
32GB

ストレージ
1TB SSD

グラフィック
RTX4060Ti

ネットワーク
1Gbps有線LAN
WiFi7
Bluetooth 5.4

インタフェース
USB 3.2 Gen2 TypeC x 2
USB 3.2 Gen1 Type A x 4
USB 2.0 Type A x 2
HDMI2.1 x 1
DisplayPort 1.4a x 3

電源
600W

バッテリ駆動

OS
Windows 11 Home

大きさ、重量
210 x 408 x
410mm 14.5kg

価格
286,000円~

モデル名
アドバンスプラスモデル

メーカ
HP

CPU
Ryzen 8700G

チップセット
B650

メモリ
32GB

ストレージ
1TB SSD

グラフィック
RTX4070Ti

ネットワーク
1Gbps有線LAN
WiFi7
Bluetooth 5.4

インタフェース
USB 3.2 Gen2 TypeC x 2
USB 3.2 Gen1 Type A x 4
USB 2.0 Type A x 2
HDMI2.1 x 1
DisplayPort 1.4a x 3

電源
850W

バッテリ駆動

OS
Windows 11 Home

大きさ、重量
210 x 408 x
410mm 14.5kg

価格
418,000円~

モデル名
パフォーマンスモデル

メーカ
HP

CPU
Core i7-14700F

チップセット
Z790H

メモリ
32GB

ストレージ
2TB SSD

グラフィック
RTX4070Ti SUPER

ネットワーク
1Gbps有線LAN
WiFi7
Bluetooth 5.4

インタフェース
USB 3.2 Gen1 TypeC x 2
USB 3.2 Gen2 TypeC x 1
USB 3.2 Gen2 Type A x 2
USB 3.2 Gen1 Type A x 2
DisplayPort 1.4a x 3

電源
850W

バッテリ駆動

OS
Windows 11 Home

大きさ、重量
210 x 408 x
410mm 14.5kg

価格
398,000円~
有線LANが1Gbpsどまりということが意外。今のマザボなら2.5Gbpsは当たり前についているのでなぜだろう。
あとはマイクロATXのマザボということなので拡張ボードの追加はあまり望めない。USB5とかUSB4が欲しくなっても追加は難しいかもしれない。

まとめ

AI PCもゲーミングPCも旬のものだ。
欲しいと思った時に買うことが最適解だ。もう少し待てばもっといいものが出る。それは正しい。
でも待っている間の機会損失を考えたら、買いたいと思った時に買うことが最適だ。

あと2か月で冬のボーナスの時期だ。ボーナスをあてにして買うのもよいだろう。

でもちょっと待って。10月1日からHPは大決算祭りを開催する。なんと11月が期初なので、10月が期末、決算だ。
今回のセールは最大50%オフがあるそうなので、上の2機種ももしかしたら、安く買えるチャンスかも。

HP 大決算祭り

HP 大決算祭り

ゲーミングPCは第2弾でセールになるそうだ。10日過ぎ頃かな。楽しみに待とう。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 
 

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