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ガラケーの機種変更(4) Xperia XZ1の回線切り替えと電子マネーを移行

 

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ガラケーの機種変更(4) Xperia XZ1の回線切り替えと電子マネーを移行

2020年3月16日更新
前回でXperia XZ1の無線LANを使ったデータ通信専用のスマホの設定までできた。
続いて、auに電話して回線を切り替える。
それに前後して電子マネーをガラケーからスマホに移行した話。
Xperia XZ1についてのまとめはこちら。

ガラケーでの準備

回線を切り替えると、今のauではガラケーがネットワークにアクセスする手段がなくなる。
(以前はガラケーでも有料で無線LANを使えたが、既にサービスが終わっている。
仮にサービスが続いていたとしても回線切り替え後につながるか、怪しい)

このため、電子マネーの移行準備を回線切り替え前にする
忘れると、スマホ紛失時と同じ対応しかできないと思われる。

他には、ガラケーの電話帳、写真、動画、メールのバックアップをするが、
これらはマイクロSDカードに退避できるので、いつでもできる。
が、多少時間がかかるのでauに電話する前に終えたほうがいいかな。
これらのバックアップ手順は下記に従う。

電子マネーの移行準備

普段からコンビニや自販機での支払いに使っている。
ガラケーではEdy、nanaco、QuickPay、suicaを入れていた。
うち、QuickPayは利用頻度から解約でよく、しかもポストペイ(後払い)方式なので
移行せずこのまま放置にする。
他の3つはプリペイド(前払いでチャージする)方式で残高があるので移行する。

ちなみに、この他にiDをクレジットカード状のカードで持っている。
当初はドコモの端末、回線契約でないと使えなかったが、最近はこの制約がない
MVNO向けのアプリが提供されている。
au回線契約のスマホで使えるか?
については、ざっと調べたところだめらしい。やはり。

Edyの退避

Edyは電子マネーでもSuicaにつぐ老舗。
当初はチャージ金額のクレジットカード払いをコンビニでEdyで支払うという裏技
(確か当時、永久機関と言われていた)がありポイントの荒稼ぎが指摘され、
コンビニでのクレジットカード代金支払いにEdy支払いができなくなった経緯がある。

EdyはANAと協業しているのか、Edyで支払うとさらにマイルが貯まるという設定もある。
ANAマイラーな自分は第一優先で使っている。
数年前に楽天の傘下に入り、楽天市場と絡むキャンペーンが多くなった。

以前ガラケーが故障して画面が表示されなくなった時は、仕方ないので手数料を
払って使えるように再設定した。今回の機種変更では手数料はいらない。

まず、ガラケーのS006でEdyアプリを起動する。

ガラケーEdyアプリ

ガラケーEdyアプリ

メニューから5 機種変更の手続きを選び、次のページでEdyオンラインを選ぶ。

Edyオンライン

Edyオンライン

以前はこういうものはなかったと思うが、一旦残高をオンラインサービスに移す。
これで新しいスマホに再度移動するようだ。
移動したい金額を入力して移動する、を選ぶ。

Edyの移動

Edyの移動

Edy金額

Edy金額

これでオンラインサービスに残額が移管された。

nanacoの退避

7&iグループで使える独自の電子マネー。
うちの近所からなぜか7イレブンが閉店で少なくなり不便になったものの、
依然として税金をクレジットカードで支払う方法の一つである。

nanacoにチャージする際に若干のポイントがつくクレジットカードがまだある。
税金を含む公共料金の支払いにnanacoを使ってもnanacoポイントはつかないが、
現金で支払うよりはクレジットカードのポイント分だけ得になる。

nanacoアプリを起動し、4 機種変更(事前手続き)を選ぶ。

nanaco機種変更

nanaco機種変更

パスワードを入力し、引継番号発行開始を押す。

nanacoパスワード

nanacoパスワード

nanaco引継番号発行

nanaco引継番号発行

次のページに引継番号が表示されるので忘れずにメモする。

nanaco引継番号

nanaco引継番号

Suicaの退避

ソニーのFelica技術に基づくSuicaをJR東日本が提供し、Suicaは日本の鉄道会社のインフラになった。
鉄道だけでなくバスも採用した。
長い時間がかかったが全国各地の鉄道と相互利用が可能になり、ユーザの利便性が高まった。

しかしまだ、営業エリア外ではオートチャージができないなど制約が残っている。
SuicaをJR東日本から切り離し、全ての鉄道会社、バスに提供できるようになればさらに良いが。

SuicaはガラケーのモバイルSuicaだけでなく、カード状の定期券も持っている。
鉄道などの支払いはオートチャージ設定しているので定期券の方を使う。
ガラケーのモバイルSuicaは、JR東日本営業エリア外に行ったときの鉄道や、
コンビニ、自販機の買い物に使っている。
オートチャージできない場合、PCとFelicaリーダを持って出かけないと
クレジットカードでチャージできない。
(駅で現金でならチャージできると思うが、選択肢に入れてない)
モバイルSuicaならその場でチャージできる。

なお、他と異なりSuicaへのクレジットカードによるチャージは、viewカードであれば無料でできる。
しかし、viewカード以外は年間1000円の会費が必要であることに注意。

まずはアプリを起動する。7 会員メニューを選び、6 携帯情報端末の機種変更を選ぶ。

ガラケーSuicaアプリ

ガラケーSuicaアプリ

Suicaパスワード

Suicaパスワード

おっと、途中でサービス終了の案内が表示された
最近使っていなかったので、気付かなかった。

2018年1月22日で終わるとのこと。
この作業をしたのはそれ以前だったが、まさかあの大雪の日に終わるとは。。。

アプリ終了のお知らせ

アプリ終了のお知らせ

Suica機種変更

Suica機種変更

Edyやnanacoと違い、あっけなく終わる。

Suica準備完了

Suica準備完了

データの退避

マイクロSDカードを持っているものは幸せである。
あっけなく終わるから。

ガラケーの中にあるデータで移行が必須なのは、電話帳。
(という言い方は死語か。今は連絡帳が正しい)
移行可能なものは、送受信したSMS、送受信したキャリアメールであるauメール、写真とビデオ。

連絡帳は、表示しているところでサブメニューを開き、データコピーを選択する。

データコピー

データコピー

コピー対象とコピー先を聞かれる。
対象は全件、コピー先はmicroSDを選択する、100件もないので1、2分で終わる。

対象件数

対象件数

コピー先

コピー先

メールやSMSも同様に操作し、マイクロSDにコピーする。
写真やビデオはもともと保存先をマイクロSDにしていたが、今回はスマホには移動せずPCに保管する。

解像度が違うし、スマホに入れる意味もない写真が多い。
今はGoogle製アプリのフォトがあればスマホの容量を気にせず保管できる。

S006の電源を切り、マイクロSDカードを抜く。
これで準備は終わり。

マイクロSDカード

マイクロSDカード

XZ1への移動

データの移動は、回線切り替え前でもできるからやってしまう。
XZ1の電源を切り、S006のマイクロSDを取り付けて起動する。
まずは、電子マネーから。どれも簡単。

Edyの移動

アプリを起動すると新規か機種変更か選べる。
機種変更を選ぶ。

受け取り方法を楽天のIDかそれ以外の方法か聞かれる。
(預けるときは指定していないのに不思議)

スマホEdyアプリ

スマホEdyアプリ

楽天のIDを入力し、預けた金額を確認する。
これで移動完了。

楽天ID

楽天ID

金額確認

金額確認

Edy完了

Edy完了

続いて、ANAマイルとの連携を設定する。
Edyを200円使うと1マイル貯まる。
ANAマイル以外にも設定により貯められるが、自分はこれ一択。
ANAのWEBページから設定する。

ANAマイルとの連携

ANAマイルとの連携

nanacoの移動

アプリを起動するとEdy同様に聞かれるので、機種変更手続きを選択する。

スマホnanacoアプリ

スマホnanacoアプリ

nanaco機種変更

nanaco機種変更

先程控えた引継番号と会員メニュー用パスワードを入力する。
これで移動完了。

nanaco引継ぎ番号

nanaco引継ぎ番号

nanaco完了

nanaco完了

nanacoはクレジットカードによるチャージの設定が面倒で、使えるまでに時間がかかる。
引継した場合はこの情報も引き継いでくれたようだ。

Suicaの移動

アプリを起動するとやはり同様に再発行、機種変更の方はこちら、を選択する。

スマホSuicaアプリ

スマホSuicaアプリ

モバイルsuica会員のメールアドレス、パスワードを入力する。

Suicaログイン

Suicaログイン

初期設定する、を選択し、携帯情報端末機種変更画面で実行する、を選択する。

Suica初期設定

Suica初期設定

Suica機種変更

Suica機種変更

しばらく待つと機種変更が完了したと表示される。

Suica完了

Suica完了

Suica完了2

Suica完了2

連絡帳の移動

設定を開き、上の方にあるau設定メニューを開く。
中程にあるデータを移行するを選択する。
幾つか選択肢があるが、今回はSDカードを使う、を選択する。

復元方法

復元方法

SDカードから復元する、を選ぶ。

操作の選択

操作の選択

元データは携帯電話なので携帯電話のデータを復元する、を選択する。

携帯電話のデータ復元

携帯電話のデータ復元

マイクロSD上のデータがチェックされ、アドレス帳、auメール、SMSが確認された。
ただし、この時点では回線を切り替えていないので、auメールが復元対象にできない。
残りの2つの復元を開始する。すぐに終わる。

SDからの復元

SDからの復元

連絡帳はガラケーと異なり、グループでページを分けられない。
全員が同じ1ページに表示されるので、友人に電話するつもりが会社の人にかけてしまいそう。

また、同じGoogleアカウントを使っているせいか、S006からの連絡帳だけでなく、
会社スマホの連絡帳がマージされてしまった。
これはまずいので、会社関係の人はすべて削除し、会社スマホのGoogleアカウントは変更した。

回線切り替え

いよいよ回線を切り替える。
切り替えたら、もう後戻りはできない。

auに電話して、切り替えを依頼する。
20分くらいで終わると言われ、ガラケー、スマホの両方の電源を切り、連絡を待った。
(両方電源を切るので家の固定電話に連絡してもらった。
出先や固定電話がない場合は、20分後に電源を入れることになりそう。)

auからの連絡でスマホの電源を入れ、まずauから着信してもらうテスト。
こちらからの発信は自動応答の番号を紹介されたが、妻に電話して問題ないことを確認した。

稀にSIMカードの挿し方が悪く、片通話になる場合があるらしい。

auメールの復元

回線を切り替えたので、先程できなかったauメールを復元する。
手順はさきほどと同じ。すぐ終わる。

これで、ガラケーとサヨナラし、音声もスマホにできた。
残念ながらDSDS(Dual Sim Dual Standby)のmoto g4 plusに集約することはできなかったので、
当面会社スマホを含めて3台持ちの生活だな。
続く。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 
 

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