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【Rocky Linux】CentOS後継のRocky Linuxが9.6 正式版を提供開始

 

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【Rocky Linux】CentOS後継のRocky Linuxが9.6 正式版を提供開始
 

CentOSの後継の一つ、Rocky Linuxが次のバージョンである9.6を正式提供、GAしたと公表されている。
CentOS後継問題のまとめはこちらから。

  

Rocky Linuxのアップデート

前回の9.5リリース開始時の記事はこちら。

Alma Linuxは一足早く9.6をリリースしている。

本家RHELでは半年ごとのマイナーバージョンのアップデートが続いている。
11月の9.5のリリースから半年たったので、予定通り9.6がやってきた。
Alma Linuxと異なり、Rocky Linuxはベータ版を公開していない。いきなり正式版が出て驚く。

GAの公表

下記のようにRocky Linuxがアナウンスしている。

Rocky Linux 9.6 GA

Rocky Linux 9.6 GA 出典:Rocky Linux

9.6 GAの公表はこちら

対応するアーキテクチャは明確に書かれてないが、x86_64,aarch64,ppc64le, s390xだろう。なお、今回はWS対応についても書かれている。

新機能

基本的にAlma Linuxと同じなので省略。

9.6 リリースノートはこちら

制約事項

既知の問題として書かれている。

  • ZFSモジュールがロードされない
    9.5で使用しているユーザは9.6への移行をいったん保留すべきとのこと。
  • SELINUXの問題
    paastというものをインストールしているとSELINUXが有効の場合にインタフェースがフェールするとのこと。おそらくクラッシュして利用できないということだろう。

まとめ

Alma Linuxと異なり、Rocky Linuxは本家RHELとソースコード互換を維持しているといわれている。ALma Linuxができないことをどう実現しているのか自分は理解できていないが、バグを含めて100%がいいというのであればRocky Linuxを選択するとよいだろう。

ダウンロードはこちらから。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 
 

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