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【Ryzen】Ryzen5 5600Fが登場 内蔵GPUなしのソケットAM4、高コスパCPU

 

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【Ryzen】Ryzen5 5600Fが登場 内蔵GPUなしのソケットAM4、高コスパCPU

AMDのZEN3世代、Ryzen 5000シリーズが使うソケットAM4は登場から9年経過しており、通常なら徐々にとっくに終息していく時期だ。しかし新たに5600Fが発表された。
ソケットAM4、DDR4メモリという2世代前のCPU規格でありながら安価に自作できるだろうという想定で販売が見込まれているのだろう。
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AMDの情報

Ryzen9000シリーズが出たので、7000シリーズも旧世代となり、5000シリーズはとっくに終息する時期だ。しかし自作する人の間では例えばグラボに資金を集中したいのでCPUは旧世代を選択するケースもある。その理由は安いからだ。
そういう需要があるからなのか、AMDはRyzen 5000シリーズのミッドレンジ向けのiGPU なしの5600Fを発表している。

Ryzen 5600F 発表 AMD

Ryzen 5600F 発表 出典:AMD 以下同じ

特徴を書くと、

  • ZEN3アーキテクチャ
  • 6コア12スレッド
  • クロック最大4GHz、ベース3GHz
  • L3キャッシュ32MB
  • TDP 65W
  • iGPUなし

価格はまだ明確ではないが、海外メディアでは$100以下と書かれていることが多いので、15,000円前後だろうか。

他のRyzen 5000シリーズ製品との比較

ここでは6コアの製品のみを上げている。全部で13個もある。iGPUありが5、なしが8。3Dキャッシュメモリ増量版が2。
なんとも派生バージョンが多いことだ。

Ryzen 5600F 発表 AMD

Ryzen 5600F 発表 AMD

他の12製品とRyzen 5600Fを比べると、クロックが低いモデルといえる。これは発熱を抑えて、ASROckのDeskMini X300のような製品で使うことを想定しているのだろうか。

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このCPUは買いなのか?

終息するプラットフォーム向けのDDR4メモリは製造が縮小され、とうとうDDR5メモリと価格が逆転している。おなじ32GBのメモリを買ってもDDR5の方が安いのだ。

自作PCを作るにはCPUだけでなく、マザボ、グラボ、メモリ、SSDが必要だ。トータル価格がいくらになるかで、本当にお得なのか考えたほうがいい。
更に10年になるアーキテクチャなのでもうすでにサポートの終了段階にある。この先数年使ったら捨てるつもりならいいが、5年もしかしたら10年使うつもりなら、万が一故障したときの代わりのパーツ購入に苦労しそうだ。

総合的にDDR4アーキテクチャがいいかDDR5がいいかを考える必要がある。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 
 

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