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Windows10のあるバージョン更新から自炊用スキャナのSansnapが使えなくなった。
その後いただいた情報や調べたりもしたが、いまだ本対策はできていない。暫定対策のままで2023年が終わった。
しかし、あれ、動くじゃないか。どうやったかをご紹介。
その他の周辺機器のまとめはこちら。
前回の記事はこちら。
Windows8互換モードで動かしたりもしたが動かない。PFUに問い合わせもしたが、サポート終了で何もプランはなし。
そういう話であった。
その後忙しかったのでしばらくスキャナを使う機会が少なく放置状態だったが、年末年始の休みにちょっとやるかと思って、この話題を引っ張り出してきた。
昨年夏に自作PC8代目、Jisaku8を作り、ここにはまだScansnapのドライバを入れてないので、まっさらな状態でやるにはいいだろう。
って思って作業を始めたらあっさり解決した。
まず最初に明記しておく。
ここで記載した方法はS1500とS1100を持っているからライセンス的には問題ないはずと考えています。
もしも危ないと思う方は、やめてください。責任は実施した方のものになり、当方は一切の責任を負いかねます。
さて、話を進めて行く。
発端は休みになったので普段使いしているS1500ではなく、S1100のほうを、Jisaku8につなごうと思った。
S1100はS1500と同時期に買ったものだが、S1500はすでにサポート終了、S1100は販売終了したものの、サポートは継続している。(先は長くないと思うが)
それで、S1500ではなくS1100をJisaku8につなごうと考えたのだ。ソフトはScansnap Homeを想定している。
新たにインストールするので、ドライバをPFUのサイトに探しに行った。
サポートページがあって、下にスクロールするとドライバダウンロードというアイコンがある。これをクリックする。
すると機種を選択するページになる。ここで目的の機種「S1100」をクリックする。
なお、「S1500」ではない。S1500はさらに下にあるが、サポート終了とあり、リンク先はない。
続いてOSを選択するページが表示される。Windows11を選んで、「ソフトウェア一覧を表示する」ボタンをクリックする。
繰り返しになるが、このページはS1100用のドライバのページであって、S1500ではない。
その点に注意して見ていく。上のほうは現行のソフトウェアである、Scansnap Homeに関するものだ。下にスクロールする。
すると、Scansnap Manageをご利用の方と書かれている。
ここにScansnap Manager V7のソフトウェアダウンロードのリンクがある。これをクリックしてダウンロード、保存する。
その際にシリアル番号を聞かれることはない。(下にあるABBYY FineReader for Scansnapはシリアル番号の入力が必要だった)
あとはダウンロードされたexeファイルを実行する。あっさりとインストールできた。
※この時点でScansnap Homeがインストールされていると競合するかもしれない。試していないが、先にアンインストールするといいだろう。
PCを念のため再起動すると、Scansnap Managerは起動して右下のアイコンエリアに収まっている。
まずS1100を接続する。右下に「接続しました」、って小さなウインドウが表示される。アイコンエリアは接続された状態のアイコンになっている。
ということはもしかして、ソフトウェアやドライバが共通っぽい、S1500もつながるのではないか?
そうピンときた自分は、すぐさまS1500につなぎ変えてみた。使えるじゃない。
以前はScansnap Managerをインストールしてもスキャナを認識してくれなかった。それが認識してくれる上にスキャナも正常に動いている。
いくつか注意事項がある。
あくまでもこのダウンロードしたものはS1100用のものだ。S1500のみ持つ人が使っていいものかは自分は判断できない。
ちなみに、Scansnap Homeはライセンスフリーになっている。
スキャン時にある程度やっているのかもしれないが、今まではScansnap HomeでPDFを検索できるようにOCRで情報を埋め込むように再走査していた。
Scansnap Managerを入れてScansnap Homeと連携する方法が現状わからない(あまりあれこれやって動かなくなっても困るので、これ以上はやらないつもり)ので、面倒だが下記の手順にした。
Jisaku8でOCRやることができれば、2,4はやらなくて済むのだがなぁ。この記事を読んで試した諸兄からの情報をお待ちします。
最初に気づいたのは、2021年9月頃。
当面は利用頻度が低くOSの更新もできなくなったYoga Tablet2がまだ使えているので使っている。しかしバッテリのへたり具合やもともとのCPU処理の遅さからスキャナ取り込み作業に膨大な時間がかかってきた。
今回の対応で取り込みは速くなった。OCRの再走査作業は時間がかかるが、いやになる頃にはスキャナが壊れている頃かなと思う。
とりあえずは、本件は解決だ。よかった。
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