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クアルコムより、ミッドレンジ向け5G対応SoCが発表された。
クアルコムによれば、型番はSnapdrgon 690 5G、600番台のモデルだ。
600番台のSoCに対して5Gに必要なモデムなどの機能を追加して提供する。
ハイエンドのほうは865がすでに出ており、グローバルでは昨年、日本でも春から発売されている。
ミッドレンジでも700番台にはすでに768G/ 765Gが出ている。同じミッドレンジでも700番台のほうが
性能が上なので、2万、3万円台前半の端末に使われる600番台もとうとう5Gが下りてくる。
5G以外には、4K HDRビデオ録画が対応する。とうとうミッドレンジも4K HDR録画ができるようになる。
ハイエンドは8Kに進むという事か。
スマートフォンのSoCを事実上独占に近いクアルコムは、業界のリーダとして次々とSoCを出している。
ハイエンドからローエンドまで幅広い。最近日本市場では400番台のSoCはほぼ見なくなった。
要求する性能が600番台以上に移ってきたという事だろう。
今後はミッドローが600、ミッドハイが700、ハイエンドは800番台で定着してくる。
そうなったときに5Gの対応が600番台までされるようになるので、数年後も使える端末が出てきそうだ。
もちろんSoCが対応しても端末メーカが5G対応をしなければ利用はできないが。
LTEに切り替わった時はゆっくりと端末が入れ替わっていったが、5Gでも同様だろう。
SoCを見て、端末メーカを選定していく必要がありそうだ。
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