スポンサーリンク
新幹線といえば厳密な設計と慎重な運用で高速鉄道ながら事故がほぼない、世界に誇れるインフラだ。
その新幹線がとうとう無人運転を開始する。2028年から。
IT業界に関するニュースのまとめはこちら。
無人運転といえば自動車が注目を集めている。公道での実証事件を一部の地域で進めている。
自動車の場合は道路の走行が自由度がありすぎて難しいのだが、電車のようにレールの上だけを行く、つまりハンドルがない乗り物ならそこまで難しくないだろう。
実際に関東でもお台場を走るゆりかもめは、運転手がいない自動運転だ。(あるいは遠隔運転かもしれない)運転手のスペースには誰もいないことを以前見た時に確認している。
通常の都市圏の電車を差し置いて、新幹線がいよいよ無人運転を開始すると発表があった。
日テレNEWSによれば、
JR東日本は、上越新幹線の一部区間で2028年度に客を乗せた列車で自動運転を導入すると発表しました。
2028年度に自動運転が導入されるのは、上越新幹線の長岡駅から新潟新幹線車両センターのおよそ61キロの区間で、このうち長岡駅から新潟駅までは客を乗せた営業列車でも行います。
回送だけでなく乗客を乗せても無人運転をするそうだ。あと4年後だ。
この自動運転は、運転士が乗務しますが、加減速を行うレバー類には一切触れずに基本は自動で運転が行われるということで、導入に向け、設備や車両などの工事に着手するということです。
乗務中にスマホで遊ぶ運転手が増えそうで怖いな。
JR東日本は、技術開発をさらに進め、2030年代の中ごろには東京駅と新潟駅間の営業列車で、運転士を必要としない「ドライバーレス運転」の導入を目指していて、実現すれば世界初となります。
あと6年後には上越新幹線の始点から終点まで無人で通すという。そうなればほかの路線でも試験運行が始まって、順次営業運転に入るだろう。
こうなる背景は、人材不足だ。運転手のなりても減っていく。人手が必要な、例えば補選業務に人を割り当てればどこかが当てられなくなる。
それならば無人運転で、安全を確保しつつ人を減らす。そう考えていくのも当然だろう。
PR