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2020年3月16日更新
昨年からauが始めたピタットプラン。
それと同時に高額になったスマホ代金を安価にするため
端末代金の分割期間が2年から4年に延長された。
アップグレードプログラムEXだ。
その期間が携帯電話会社間の乗り換えを阻害していると、
公正取引委員会が注目しているそうだ。
「4年縛り」は、顧客がスマホ端末を4年間の分割払い契約で購入。
2年後に同じ料金プランに再加入すれば、端末の残金を支払わずに新端末に機種変更できる。
スマホ端末を実質半額で買えるのだが、MNPで他社に移るのはもちろん、
同じ料金プランに再加入しない限り残る半分相当の残金を支払わなければならない。
再加入したとしても2年ごとに繰り返すことになる。
一度入ったら抜け出せない蟻地獄だ。
公正取引委員会はこうした販売方式が顧客の他社への乗り換えや
解約を制限する不当な囲い込みにつながる恐れがあると判断しているようだ。
アップグレードプログラムEXは2年後に端末を回収する事実上のリースなのに、
個人の信用情報に基づく販売をしていることがおかしいとこのブログでも書いた。
自分はおかしなものには手を出したくないので、安くてもアップグレードプログラムEXの契約は避けた。
近いうちに是正勧告が出て、4年縛りは無くなるのかもしれない。
それまで動きに注視していく。
2019/11/14補足
10月に法令が変わったときに、アップグレードプログラムEXは終了。
それに代わったアップグレードプログラムDXも問題ありと、総務省の指摘を受けた。
この制度で契約を縛ることをMNOはできなくなった。
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