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久々クアルコムが新たなSoCが発表した。ミッドレンジからローエンドのSnapdragon 6 Gen1と4 Gen1だ。
CPU,SoCニュースのまとめはこちら。
クアルコムは主力製品であるスマホ用のSoCの型番変更を昨年末のSnapdragon8 Gen1から始めている。
8に続いて7がでた。
今回はその下の600番台、400番台を型番変更する。Snapdragon 6 Gen1 と4 Gen1だ。
その特徴はニュースリリースに書かれておる。
4nmで製造される6シリーズのポイントはゲーム性能の向上だろう。
3つのカメラレンズを同時にキャプチャする3つのISPを備え、HDRで録画ができる。2億画素の撮影が可能。
またAI機能を向上し、Snapdragon 7と同様のAI機能により、従来の3倍の性能を誇る。
連打するようなゲームでは、35%のレンダリングが速くなり、40%の処理が速くなる。
HDRwp使用したゲームでは、60fps以上でスムーズな描画が可能。
5GおよびWiFI6Eへの接続はもちろん可能。
搭載するスマホの販売は、2023Q1 に登場予定。
6nmで製造される4シリーズの特徴は、ローエンドラインの底上げだろうか。ゲームにはあまり向かないはずなので、長時間バッテリとかカメラ撮影がポイントになるのだろう。
CPU性能は15%、GPUは10%向上する。
3つのISPにより、マルチフレームノイズ低減機能を利用できる。
最大1.08億画素の撮影が可能。
またバッテリ性能が向上するようだ。
WiFiは5まで対応。
搭載するスマホの販売は、2022Q3に登場予定。
どちらもハイエンドではなくミッドレンジあるいはローエンドのスマホ用のSoCだ。ハイエンドの8,ミッドハイの7に続くシリーズであり、性能がそこそこ上がってくれば高い機種を買う必要がなくなる。
一方でメーカはラインアップを作ろうとするだろうから、当面クアルコムも現状の4ラインあるいは今後増えるかもしれないが、これらのSoCたちを性能向上していくのであろう。
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