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マイクロソフトよりSurface Laptopの廉価版モデルが発表された。
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マイクロソフトからノートパソコンのSurface Laptopラインから廉価版のSurface Laptop Goが発表された。
Goとつくのは2in1のSurface Go2以外では初物。Goというのは英語のニュアンスで気軽に始めるような
意味合いなので廉価版につけるのが常道なのだろう。
ほかにSurface Pro Xが発表されている。そろそろ年末が見えてきているので各社新製品の発表が多い。
Sueface Laptop Goの主要な仕様は下記の通り。2in1の廉価版であるSurface Go2と比較する。
Surface laptop Go | Surface Go2 | |
OS | Windows 10 Home (S モード) | |
ソフトウェア | Microsoft Office Home & Business 2019 | |
サイズ | 278.2 mm x 205.7 mm x 15.7 mm | 245 mm × 175 mm × 8.30 mm |
重量 | 1,110g | 544g (Wi-Fiモデル) / 553g (LTEモデル) |
ディスプレイ | 12.4 インチ 1,536 x 1,024ピクセル 縦横比: 3:2 |
10.5インチ 1,920 × 1,280ピクセル 縦横比: 3:2 |
タッチ機能 | 10 ポイント マルチタッチ | 10 ポイント マルチタッチ Gorilla Glass 3 |
バッテリ駆動時間 | 13時間 | 10時間 |
CPU | 第10世代 core i5-1035G1 | Pentium Gold 4425Y / 第8世代Core m3 |
メモリ | 4GB / 8GB | |
ストレージ | 64GB(eMMC) / 128/ 256GB(SSD) | 64GB(eMMC) / 128GB(SSD) |
セキュリティ | Windows Hello 顔認証、指紋認証付き電源ボタン | Windows Hello 顔認証 |
無線LAN | WiFi6 (IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax) | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 | 4.1 |
外部端子 | USB Type-C、USB-A、ヘッドフォンジャック、Surface Connectポート、 | USB Type-C(ディスプレイ出力にも対応)、ヘッドホンジャック、Surface Connectポート、Surfaceタイプカバーポート、microSDXCカードリーダ |
カメラ | Windows Hello 顔認証カメラ (フロント) | Windows Hello 顔認証カメラ (フロント)、5.0MPフロントカメラ、8.0MPオートフォーカス付きリアカメラ |
マイク | あり | |
スピーカ | Dolby Audio対応のOmnisonicスピーカ | Dolby Audio Premium 対応の 2 W ステレオスピーカ |
価格 | 76,800円~126,800円 | 65,780円~107,580円 |
仕様を眺めるうえでわかるのは、ノートPCなのでCPUがいい。そのためバッテリが大容量になり、
重くなっている。もっともSurface Go2にはキービードは含まれていない。単なるタブレットだ。
重さも価格も含まれていないので比較はフェアではない。
どちらにもOffice 2019の永続版が入っていることは、日本市場では大きな意味を持つ。
またマイクロソフトの施策で、教育用に学割(10%引き)を用意している。半額くらい引いてもらえると
嬉しいのだがなぁ。
まずは安いので教育用だ。クラスに一斉に導入する様な用途に適している。
また、家庭での子供向けのPCとして買い与えることもありだろう。安いPCは他のメーカも出しているが、
オフィスが付くと価格が大差なくなる。また第10世代のcore i5が載っているので、
たいていの処理は大丈夫だ。
もちろん、これを仕事用に使うことも可能だ。メモリをしっかり載せて、ストレージを拡張させれば。
eMMC 64GBのままはいただけない。
廉価版であると性能問題で使い物にならないPCが多い。この機種も最安の構成はCPUはよくても
メモリ、ストレージはいまいちだ。仕事用には8GBメモリ、256GBSSDはほしい。そうなると税別で
114,800円からとなる。
まあまあ高い。DellやHPでも同程度の仕様のものが同様に売っている。しかもDellやHPは
時折クーポンで安くなる。マイクロソフトの製品だから、という魅力は何だろう。
ハイエンド機種を出し続けているところにあるので、廉価版を出すことでブランドイメージが
ふらついているようにも思える。
どういう場合でも、購入する場合は可能な限り実機を試したうえで決めたほうが良い。
キーボードの感触や剛性などは触らないとわからない。
ちょうどPCを買いたかった人には勧められる1つであろう。ただこの先も他社から新製品が
出るのでボーナスシーズンまでは待っても良いと思う。
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