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3年ぶりにUbuntuをインストールしてみた。UbuntuはLinuxの一派で、CentOSを中心としたRHEL派と異なるグループだがCentOSの終了問題が炎上していた時はその後継候補の一つと目されていた。
最近のUbuntuはどうなのだろうかと、久々インストールだけしてみた。
社会を支えるインフラになったLinuxのまとめはこちら。
Ubuntuは上記のようにCentOSと人気を二分するLinuxのディストリビューションだ。
CentOSの後継問題でRHELとその互換OSが目まぐるしくニュースに事欠かない状況に対して、Ubuntuはあまり話を聞かない。
マイペースに長期サポートのLTSをリリースして着実に使われているようだ。
最近Ubuntuから離れていたので状況がわからない。まずはインストールしてみた。
3年前の記事はこちら。
UbuntuはCentOSとはいろいろ異なるので、慣れていないとすんなり使えない。例えば下記のものが違いだ。
OSのセキュリティに関する設定が異なることと、一部のサポートパッケージが異なるということだが、カーネルが異なるとは聞いたことがない。
従い大きなくくりとしてのLinuxにRHELもUbuntuも含まれている。
UbuntuのWEBページからダウンロードする。画面上部のDownloadをクリックして選ぶ。デスクトップ版、サーバ版があるが、今回はデスクトップ版を試している。
Ubuntu 24.04 ダウンロード画面 出典：公式
ISOファイルをダウンロードして、自作PC8代目のJisaku8のHyper-V上で仮想マシンを構築した。
CPUコアは2、メモリは2GBで構築している。今回はインストールのみ実施した。
まずは仮想マシンを作成する。まずは名前と格納場所の指定。
Ubuntu 24.04 仮想マシン作成
Linuxはいまだ第1世代が多い。
Ubuntu 24.04 仮想マシン作成
メモリは2GBでいいだろう。
Ubuntu 24.04 仮想マシン作成
ネットワークをつながないと困るので、仮想スイッチに接続する。仮想スイッチは物理NICとVMを接続してくれるもの。
Ubuntu 24.04 仮想マシン作成
ハードディスク。実際はSSDに確保されるが、32GBくらいでいいだろう。今回はインストールだけだ。
Ubuntu 24.04 仮想マシン作成
ブート時に読み込むISOファイルを指定する。先ほどダウンロードしたものだ。
Ubuntu 24.04 仮想マシン作成
完成すると一覧に表示される。
Ubuntu 24.04 仮想マシン作成
仮想マシンを起動してインストールを開始する。RHEL系とは異なる表示。まずは言語を選択。
Ubuntu 24.04 インストール
Ubuntu 24.04 インストール
次にアクセシビリティの設定。何らかの問題がある人に対して早めに支援を提供していることは好感が持てる。
Ubuntu 24.04 インストール
キーボードレイアウトを選ぶ。理由がなければデフォルトで選択されている日本語のままでいい。
Ubuntu 24.04 インストール
インターネット接続の方法を選択。VMなので有線にしておく。
Ubuntu 24.04 インストール
今回はインストールするのか、お試しなのか選ぶ。お試しなら、HDDに書き込まずに終わるってことだろう。
Ubuntu 24.04 インストール
インストール方法を選択する。通常は対話式のままでいい。
Ubuntu 24.04 インストール
アプリのインストールについて。既定の選択にしておく。デスクトップ版なので、オフィスなどをインストールしたければ拡張選択を選ぶ。
Ubuntu 24.04 インストール
特別なソフトウェアのインストールをしたければここで。VMなので特に必要なし。
Ubuntu 24.04 インストール
インストール先の選択。まっさらなVM用のストレージを用意したので、ディスクを削除してインストールを選ぶ。
VMではなく、例えばPCにデュアルブートでインストールしたい場合は手動でパーティショニングを選択する。
Ubuntu 24.04 インストール
アカウントの設定。ユーザの名前、パスワードを設定する。
Ubuntu 24.04 インストール
続いてタイムゾーン。
Ubuntu 24.04 インストール
ここまでの設定の確認。問題なければインストールボタンをクリックして進む。
Ubuntu 24.04 インストール
インストール中の画面はなぜか英語。
Ubuntu 24.04 インストール
インストール完了。今すぐ再起動をクリックして再起動する。
Ubuntu 24.04 インストール
起動はこんな風に黒字に赤のアイコン。かっこいいが、何やら危険な感じでもある。
Ubuntu 24.04 インストール
先ほど設定したアイコンが表示されているので、クリックしてパスワードを入力する。
Ubuntu 24.04 インストール
デスクトップが開く。
Ubuntu 24.04 インストール
右上のボタンをクリックする。
Ubuntu 24.04 インストール
Ubuntu Proに登録するお誘い。英語で書かれているが、5台までは無料で10年間のセキュリティパッチ提供を受けられる。
Ubuntu 24.04 インストール
何らかの問題が発生した際に、通知するかの選択。
Ubuntu 24.04 インストール
アプリケーションの追加。下のボタンをクリックすると、その下の図の画面に移動。
Ubuntu 24.04 インストール
VM作成からインストール完了まで20分程度。スクリーンショットを取ったりしているので、慣れた人なら15分以下だろうか。
Ubuntuでしか動かないOSSがあれば試してみるかな。
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