IrvineのもっとPC自作日記
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[PR]5K解像度の曲面ディスプレイ 5X40レビュー(13) 5か月使ってきた感想

 

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[PR]5K解像度の曲面ディスプレイ 5X40レビュー(13) 5か月使ってきた感想
 

JAPANNEXT様より借用して、40インチ5Kウルトラワイド曲面ディスプレイをレビューしている。今回は7月から使ってきた感想を書いておく。
5X40をはじめ多種多様なJAPANNEXT製ディスプレイについてのまとめはこちら。

連載記事はこちら
  
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5か月の使い心地

何度か書いているが、自分のPCライフではもう欠かせない存在になっている。
それまで使っていたLGの34インチウルトラワイドディスプレイではできなかったいろんなことができている。
いくつかの観点をもとに使い心地を書いていこう。

サイズ感

34インチと40インチで大きさはもちろん違う。写真を撮影した時期が異なる。このためLGのほうは実際のサイズに合わせて小さくしてみる。だいたいこんなものか。後ろのブラインドの幅を基準に比べてほしい。

LG 34UM59-p

LG 34UM59-p

JAPANNEXT 5X40 CITIES SKYLINES

JAPANNEXT 5X40 CITIES SKYLINES

作業効率

LGと比べると、画面の大きさも異なるし解像度も異なるので作業効率は大きく異なる。この辺りはどうだろうか。

まず、解像度がいくら高くても画面サイズが小さければ視認性が悪い。4K解像度であっても23インチディスプレイなら(そんな商品はさすがにないが)単純計算でFHDと同じ視認性を得ようとすれば表示倍率を200%にしなければならない。
そうなると4k表示の価値がないのは誰でもわかる話だ。

ディスプレイまでの距離が50cm程度の一般的なPCデスクに事務用の椅子で使う際に、自分の場合は40インチでも100%ではさすがにつらいので、125%の拡大とした。
125%で等倍表示のEdgeブラウザで表示した当ブログトップ画面の「ホームページ」の「ホ」の字の高さが6mmだ。その下にある説明の箇所の合計の高さが19mmになっている。

JAPANNEXT 5X40 文字サイズ125%

JAPANNEXT 5X40 文字サイズ125%

JAPANNEXT 5X40 文字サイズ125%

JAPANNEXT 5X40 文字サイズ125%

100%でやりたいところだが、その場合は「ホ」の字の高さが5mm、説明箇所は15㎜だ。説明箇所は5行あるので、1行当たり3㎜。結構小さい。

JAPANNEXT 5X40 文字サイズ100%

JAPANNEXT 5X40 文字サイズ100%

JAPANNEXT 5X40 文字サイズ100%

JAPANNEXT 5X40 文字サイズ100%

一方でWindows推奨の150%にするとどうなるかというと、「ホ」の字の高さが7mm、説明箇所は24㎜だ。

JAPANNEXT 5X40 文字サイズ150%

JAPANNEXT 5X40 文字サイズ150%

JAPANNEXT 5X40 文字サイズ150%

JAPANNEXT 5X40 文字サイズ150%

それぞれ文字の大きさは1㎜程度しか違わないのだが、表示できる情報量はそれに合わせて異なってくる。WEBブラウザを2つ表示した状態で文字の大きさを100%,125%,150%に変えるとこのようになる。(クリックで拡大)

100%
JAPANNEXT 5X40 文字サイズ100%

JAPANNEXT 5X40 文字サイズ100%

125%
JAPANNEXT 5X40 文字サイズ125%

JAPANNEXT 5X40 文字サイズ125%

150%
JAPANNEXT 5X40 文字サイズ150%

JAPANNEXT 5X40 文字サイズ150%

以上の比較から、自分の場合は125%で表示し、WEBブラウザなどで小さくて字が読めない場合はアプリの設定で表示倍率を変えることとした。
ほぼ変えることはないが、たまにEdgeを100%から150%にすることもある。

表示の応答性

普段はゲームをしないので、リフレッシュレートなどの話はついていけない。不満はない。

インタフェース

一般的なHDMIとDP、それから先進的なUSB-Cがある。USB-CはAltModeでDPの信号を流すことができる。
規格については、HDMIは2.0、DPは1.4だ。どちらも5K解像度の表示に困ることはないが、注意点としてはHDMIは4K以上の表示のリフレッシュレートは30Hzになる。
スマホのビデオ撮影機能でもたまにあるが、4Kの撮影ができるといっても秒あたりのコマ数が30なのか60なのかで動画の滑らかさが変わってくる。
同様に表示が30Hzであると60Hzの場合の半分なので、速い動きはカクカクしているように見えるかもしれない。
この辺りの事情でゲーム用途ではどのメーカもリフレッシュレートをどんどん上げている。さすがに一般用途でも30Hzはお勧めできない。静止画しか見ない場合を除けば、DPでつなぐかUSB-Cでつなぐことが望ましい。

デスクトップが広いことによる弊害

デスクトップが広いことで作業効率が良くなったと書いたばかりだが、そのために不便なことがある。
マウスを移動させるエリアも広くとる必要がある。
マウスを5Kのデスクトップ上で動かそうとすると、たぶん幅1mくらいのスペースが必要になりそうだ。試していないので確定していないが、LGの時でも狭いスペースしかなかったので端まで行ったらマウスを持ち上げて再度逆から動かす操作をしていたものだ。
さすがに5X40でそれをすると端から端まで行くのに、一体何回マウスを持ち上げることになることか。

自分の場合は、レビューで提供いただいたLogicool製のトラックボール、M575をちょうど1年前から使っている。ディスプレイを5X40に変えてからも継続している。

トラックボールとは昔のボールがついていたマウスをちょうどひっくり返したような形状なのだが、メリットとしてはマウスのように移動させるスペースが不要で、トラックボールを置く場所だけあればいいのだ。M575なら10cm四方程度のエリアで十分で、これだけで5K解像度の広大なエリアを縦横無尽に移動できる。

M575

M575

M575のおかげで、狭い机でも5K解像度のディスプレイを活用できる。
ちなみに、M575の前にもトラックボールを使っており、そのトラックボールは今は在宅勤務用のPCに使っているが(こちらもスペースの都合で狭い場所で操作したかった)、そのトラックボールと比べるとぶれることがほぼないし、小さな点をポイントするのに親指だけでコロコロさせてうまくポインタを持っていける。前のトラックボールは割と誤差が多かったのだが、やはり価格は性能の裏付けになるということかな。

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不満な点

いいことづくめの5X40なのだが、いくつか不満な点はある。

  • 価格が高い
    前回の記事でJAPANNNEXT様より回答いただいているが、今のところはこの価格が適正なのだそうだ。このスペックに対しては適正という意味なので、5KはいらないのでWQHDでいいとか、サイズは37インチで良ければほかの選択肢があり、価格が安くなる。
    5K解像度かつ40インチの大きさに価値があると考える人にはこの金額を出せるかと決断が必要だ。
  • 最初の頃に、電源が入らないことがあった
    最初の頃の記事に書いたが数回そういうことがあった。電源ケーブルの抜き差しで復旧しており、この2か月くらいは発生していない。
    夏場に発生するような現象かもしれない。
  • ディスプレイの電源切断後に電源をONにすると、切断前にあったウインドウがない
    これは5X40のせいではないと思うが、節電のためディスプレイの電源をリモコンで切り、再開時にスイッチをONにすると表示された際にウインドウがいない。
    どうやらほかのディスプレイのエリアに移動してしまうようだ。
    おそらくディスプレイ電源オフでディスプレイの認識がされなくなってしまい、ウインドウが逃げてしまうのだろうと思っている。他のディスプレイはコンセントにつなげていればディスプレイの電源オフでも認識をしてくれていたのでちょっと困った。
    仕方ないので、今は無操作時に3分程度でディスプレイが省電力モードになるように設定している。おかげで普段の作業でじっと画面の表示を読んでいるといきなり真っ暗になってしまって困っている。ここは改善してほしいところだ。原因がDP接続のせいかもしれないので今のところ行動はしていない

総合評価

発売からもうすぐ半年になる5X40。おそらく売れている台数は多くはないと思うが、Twitterに現物を見たいけどどこで見れるの?という投稿があったりする。
気にする人はしているようだ。

自分の観点から使い心地を書いてみたが、こういう操作はどうか、など質問があれば可能なものは回答するので、コメントをいただきたい。

次回のテーマは未定。


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2022年アンバサダー
JAPANNEXT LOGO

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 
 

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