[PR]5K解像度の曲面ディスプレイ　5X40レビュー(10) ベンチマークしてみた

JAPANNEXT様より借用して、40インチ5Kウルトラワイド曲面ディスプレイをレビューしている。今回はベンチマーク。
5X40をはじめ多種多様なJAPANNEXT製ディスプレイについてのまとめはこちら。

IrvineのもっとPC自作日記

2022.07.06

JAPANNEXT製ディスプレイ

https://irvinejp.net/pcdiy/pc_peri_summary/jndisplay/

突如登場したJAPANNEXTのディスプレイ製品。毎月のように発売される魅力的な製品の紹介をします。40インチの湾曲ウルトラワイド5Kディスプレイの5X40をレビュー中。2022年アンバサダーを務めています。

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この記事のポイント

ベンチマークの実行

5X40は自作メインPCのJisaku7につないでいる。このPCはRyzen5 3600搭載でメモリは32GB、グラボは4GBのGTX1650を搭載している。
スペックは3年前のものになるので、最近のPCならもっと高性能なのだろう。ああ、そろそろJisaku8を作る時期かな。

Jisaku7を作った際に測定したデータと比較する。なお当時はLG製のウルトラワイドディスプレイである34UM59-pを使用している。

IrvineのもっとPC自作日記

2019.10.28

Ryzenで作る新自作メインPC Jisaku7(仮称)の構築(5)　OSインストールと性能測定

https://irvinejp.net/pcdiy/jisaku7_5/

2020年4月1日更新いよいよOSをインストールする。Jisaku7についてのまとめはこちら。OSインストールインストール前にディスプレイとの結線を紹介。今回はビデオカードを使っているが、安く済ませたかったのでHDMI+DVI+DPという3つのコネクタを持っているもの。我が家は基本的にHDMIで統一している。このためDVIとDPは変換コネクタが必要だ。DPは癖があるので、初期はHDMIとDVIにする。HDMIをLG製のウルトラワイドディスプレイ 34UM59-pにつなぎ、DVIはHDMIに変換してTVのREGZA　26インチにつなぐこととした。必要になったらDPをHDMIに...

最近Jisaku7の調子が悪いためクロックを2.4GHzまで落としている。3年前は3GHzで使っていたはずなので、20%程度の性能劣化がある前提だ。

今回はディスプレイの変更によって、ベンチマークがどのようになるかを測定してみた。
使ったベンチマークは以前と同じPC Mark10とFinal Fantasy XVだ。
ウルトラワイドディスプレイのため、左右が余る。

PC Mark10

オフィスソフトやWEB会議、レンダリングを含めたソフト。

PC MARK10 5X40 Jisaku7

3年前の測定結果と比較する。

	5X40使用時	34UM59-p使用時
スコア	3,775	5,306
	PC MARK10 5X40 Jisaku7	PCMARK10-Jisaku7

現在のクロックに換算すると3年前のスコアは4,228なので、何らかの理由でスコアを落としている。
PC MARK 10では全画面表示のテストはなかったので、その原因はディスプレイを変えたためではなさそうだ。

ご参考までに今回のスクリーンショットを貼っておく。

PC MARK10 5X40 Jisaku7

PC MARK10 5X40 Jisaku7

PC MARK10 5X40 Jisaku7

Final Fantasy XVベンチマーク

こちらは人気ゲームを使用したベンチマーク。CPU内蔵グラフィックではどう工夫しても動作困難と出るのだが、専用グラボを使うJisaku7では快適動作が確認できていた。
こちらも3年前の測定結果と比較する。どちらも標準画質だが、5X40は4K解像度、34UM59-pはFHD解像度で測定しているので単純比較できない点は留意していただきたい。

5X40使用時 (4K)	34UM59-p使用時 (FHD)
1,288	4,648
FFXVベンチマーク 5X40 Jisaku7 標準品質	FF14-Jisaku7-std

標準品質でもNGなので高品質では当然ダメなのだがご参考までに示す。

FFXVベンチマーク 5X40 Jisaku7 高品質

測定中に表示される様子やフレームレートは下記の通り。

高品質	標準品質
FFXVベンチマーク 5X40 Jisaku7 高品質	FFXVベンチマーク 5X40 Jisaku7 標準品質
FFXVベンチマーク 5X40 Jisaku7 高品質	FFXVベンチマーク 5X40 Jisaku7 標準品質

それぞれの様子を動画撮影しているのでご参考まで。
高画質。かなりカクカクとしている。4K画質で動きのあるゲームをするなら3年前のグラボではだめで最近のものを買わないとだめなのだろう。

標準画質。まあまあ、見ることはできるが、判定では動作困難なので何らかの理由があるようだ。

まとめ

5K解像度の5X40によって4K解像度でオフィスソフトやゲームをすると、3年前のPCでは性能の限界が見えてきたようだ。
5K解像度でゲームにフル活用するにはグラボを細心にするか、最新のインテルあるいはAMDのCPUに替える必要がある。

もちろん動きの少ないゲーム、たとえばCITIES SKYLINESのようなものは圧倒的な表示面積と没入感で思う存分市長を演ずることができる。
CITIES　SKYLINESは往年のシムシティのようなゲームだ。興味がある方は下記リンクからどうぞ。

IrvineのもっとPC自作日記

2021.01.16

PCゲームまとめ

https://irvinejp.net/pcdiy/pcgame_summary/

8ビット、16ビットPCの頃は毎日ゲームをPCでやっていた。その頃はファミコンがでていたかなかったかという頃。ほかに選択肢がなかった。時を経て、最近ゲームに対する熱量が上がってきた気がする。

どういう用途に使うかはユーザ次第だが、動きの速いゲームでも対応してくれそうなので、この5X40は価格以上の満足感がある。
オフィスアプリもよし、ゲームもよし。一通りのレビューのまとめを次回は行う。

ああ、最後にいただいたＴシャツを載せていなかったので載せておく。ありがとうございました。

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著者プロフィール

irvine

　ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
　仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
　自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
　新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー（自腹購入、ご依頼）と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
　2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。

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