【Xiaomi Pad mini】シャオミから8.8インチミッドレンジタブレットが登場

   

昨年までは11インチクラスのミッドハイレンジのタブレットが多かったAndroid陣営だが、昨年後半あたりから8インチクラスが復活してきている。
シャオミはRedmi Pad SE 8.7が出てローエンドのタブレット市場は埋められたが、iPad miniに対抗するような製品が少なかった。そこにシャオミから8.8インチのXiaomi Pad miniが登場。価格帯からもPad7 Pro以上のランクだ。

高性能シャオミ製タブレットのまとめはこちら。

  

この記事のポイント

 

Xiaomi Pad miniの概要

シャオミからXiaomi Pad miniが発表・発売された。Redemi Pad SE 8.7より上に位置するスペックだ。

特徴は以下のもの。

• 8.8インチデザイン
• Hyper AI
• SoC
• 3Kクリアディスプレイ
• フォーカスペン
• 大容量バッテリ

8.8インチデザイン

8.8インチのいいところは、片手で持てることだ。11インチは無理なのだが、8.8インチなら通勤中に片手で見ることも可能だ。

SoC

SoCにはMediaTekのDimensity 9400+を搭載。これは同時に発表された、Xiaomi 15T Proと同じSoCだ。

3Kクリアディスプレイ

3K解像度のディスプレイはDCI-P3対応、HDR10対応、Dolby Vision対応と高機能だ。

フォーカスペン

ペンを使って絵を描くことも可能。

大容量バッテリ

8.8インチながら大容量のバッテリを持つ。これにより、動画再生は最大15.5時間可能。

67Wの急速充電が可能。急いでいるときは30分で58％まで充電可能だ。

また、大容量を生かし、モバイルバッテリの代わりとして、スマホの充電が可能。有線リバース充電は18Wだ。

その他

これは驚き。USB-C端子が2つあるとは。1つしかダメというルールがないものの、優先ケーブルは端末の取り扱いに制限が出てくるので、ドコモやりたがらなかった。
充電するにもケーブルが邪魔という声もあって無線充電があるくらいだ。その流れに逆行する2つの端子。片方で充電しつつ他方でディスプレイにつないで、PCのように使うことを想定しているのだろうか。この写真はそのように見える。

仕様

仕様を見ていく。比較対象はPad7とした。

まとめ

Pad7の8.8インチ版というところだろうか。いやPad7 Proかな。
11インチでは大きすぎる人、特に持ち歩きたい人には小さくて高性能なXiaomi Pad miniはいいだろう。

Pad7くらいの性能で安価な8インチがあるといいなと思う。SoCのグレードを下げて、ディスプレイも2K未満でもいい。そういうものがあったら次に購入するタブレットに考えたい。