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【Alma Linux】CentOS後継のAlma Linuxが10.0 安定版を提供開始

 

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【Alma Linux】CentOS後継のAlma Linuxが10.0 安定版を提供開始
 

CentOSの後継の一つ、Alma Linuxから次のバージョンである10.0の安定板がGAしたと公表されている。
CentOS後継問題のまとめはこちらから。

  

Alma Linuxのアップデート

前回の10.0ベータリリース提供開始時の記事はこちら。

この記事は1月に書いている。半年たってようやく安定板になったか。

GAの公表

下記のようにAlma Linuxがアナウンスしている。

Alma Linux 10.0 GA

Alma Linux 10.0 GA 出典:Alma Linux

Alma Linux10.0は、Alma Linux Kittenをベースに作られている。ここではRHELとは異なるデフォルト設定が行われている機能もある。機能の詳細は元記事を参照。

  • フレームポインタの有効化
  • x86-64-v2を今後10年間サポート
  • x86-64-v2 のEPELを開発中
  • ARMプラットフォーム向けセキュアブート
  • SPICEの追加
  • IBM POWER 向け KVM のテクニカルプレビュー
  • サポート中止になったハードウェアサポートを継続
  • ELevateプロジェクトおよび移行ツールは開発中

これらはRHELが切り捨てたものやあえて有効化せずそのうち切り捨てるつもりの機能だが、使っているユーザ、待っているユーザが多い分野だ。

対応するアーキテクチャは、x86_64,x86_64_v2,aarch64,ppc64le,s390xとのこと。x86_64_v2は上に書かれているものでこれが9.xから追加されている。

新機能

10.0 リリースノートはこちら
まだ読めていないのでどういう機能があるか理解していない。

まとめ

新規にインストールする方法はそのうち試そうと思っている。
9.xからの更新はdnfでできてしまうように思えるが、これも試したいところ。
9.xも6まで進み半分が終わった。今は主力で使う8.xも10を終えてEOSを待つばかりだ。2年以内に9.xも最終バージョンを出してメンテナンスのみとなる。この2年内に10.xに移行する評価が必要だ。

ダウンロードはここから。

なお、CentOS互換でAlma Linux同様に人気のあるRocky Linuxはベータ版を公開しない方針のようなので、いきなりGA版が5月に登場予定。5月28日にはまだ出ていない。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 
 

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