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auが他社並みに大容量プランの月額料金を下げてきた。
また楽天サービスから4月以降のサービスの説明があった。
4月以降の携帯電話業界は嵐が吹き荒れる・・・のかな?
auについてのまとめはこちら。
今まで9000円超だった auデータMAXプランPro。
5Gを見据えた使い放題プランとして主に一人住まいのuserをターゲットにして設定されたが、
このほど1500円値下げすることとなった。
他社はすでに7000円台で提供していたので、それに合わせた格好だ。
ここで比較してみる。
プラン名 | データ通信量 | 料金(2年契約) | 通話放題ライト | 家族割3人 | 合計 | 制限事項 |
---|---|---|---|---|---|---|
au データMAXプランPro | 上限なし | 7480円 | 700円 | -1000円 | 7180円 | テザリング30GBまで |
ドコモ ギガホ | 30GB | 6980円 | 700円 | -1000円 | 6680円 | amazon prime1年間無料、30GB超は1Mbpsに規制 |
ソフトバンク ウルトラギガモンスター+ | 50GB | 7480円 | 500円 | -1500円 | 6480円 | 動画、SNSはゼロカウント |
*ドコモは終了日未定で、現在は倍の60GB 使えるキャンペーン中。
各社特徴があり、ユーザが欲しいもので選択できることはいいことだ。
3社の中ではドコモがパケット上限になる可能性がありそうだ。
次はドコモが何らかの大作を打ってくるか。
一方で第4のキャリアである楽天モバイルは現状を報告する会を開催した。
残念ながらまだ料金プランは発表されず、東京23区などの特定地域から
全国展開するスケジュールも不明だ。
楽天の三木谷CEOは年始の会見で4月からのサービス開始を明言したが、
料金プランの発表はなかった。
近日発表かと思っていたら、代わりに「無料サポータプログラム」の二次募集の案内があった。
あれ。まだベータテストが必要なのか。
3月時点で予定を上回る4400の基地局を設置するそうだ。
つながりにくいといわれる屋内については、小規模な基地局を増設し対応を進めている。
しかしこの方法では自宅でつながりにくいという声には対応できない。
使用する電波がプラチナ周波数と真逆の高周波数のものであるため、
高出力の郊外の基地局では対応しきれない。
どうしても細かく基地局を設置していく必要がある。
報道では、楽天は基地局の設置場所の契約に苦しんでいたという。
これは現状も変わらないと思うが、なにか秘策があったのだろうか。
特定地域を除くとauのローミングで対応している関係で、
上に書いたような大容量、あるいは使い放題のサービスは提示しにくい。
ローミングで使われたパケット使用料を楽天がauに支払わなければならないのだ。
仮に安い料金プラン、例えば3GBで500円、7GBで3000円で提示されたら使うだろうか?
他社の半額ぐらいの提示であれば、MNPで移動するユーザもいるだろうが、
雪崩を打ってとまではいかない。
例えば無制限で3000円となったら、雪崩が発生するだろう。
しかしそれをすれば、楽天はauに毎月多額のローミング費用を支払うことになる。
これは考えにくい。ビジネスとして成立しない。
となると、上限なしのパケット量ではないプラン、
しかも10GBよりも少ないプランが出るだけではないだろうか。
先のことはわからないが、楽天には携帯電話の世界に革命を起こしてほしいものだ。
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