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MNPのauは9月1日から新プランを提供開始した。子供向けとシニア向けのプランで、どれも衛星電話であるau Starlink Directに対応する。
各種割引はあるものの値上げはされているようだ。
auについてのまとめはこちら。
8月末になるが、auが新料金プランを発表し、9月1日から提供している。


au 新料金プラン 2509 出典:KDDI 以下同じ
12歳以下の子供が契約するプランだ。


au U12バリュープラン 2509
1,870円だが、各種割引で最安で550円/月で利用できる。
16歳以下が契約するプランだ。こちらはデータ容量を3GBまでと20GBまでの2段階の定額制としている。


au U16バリュープラン 2509


au シニアバリュープラン 2509
4,048円だが、各種割引で最安で2,728円になる。


au 新料金プラン 利用可能サービス 2509
年代に合わせてオプションを配置している。子供見守りサービスはU12の未利用可能であるし、auじぶん銀行プレミアム金利優遇はシニアのみが対象だ。
まるでpovoのサービスを持ってきたかのようだが、対象の料金プランを利用している場合は24時間550円の支払いでデータ通信を使い放題になる。
主力プランのau バリューリンクプランが7,280円が割引で最安4,980円になる。U16バリュープランと比べるとデータ量無制限であるがおよそ倍の料金だ。
つまり学生には20GBまでと制限があるが半額程度まで割り引いて提供している。
楽天モバイルのデータ量無制限が3,168円、20GBまでは2,068円なのでどちらもauの方が割高ではあるが、通信速度やAtarlink Directの差別化要因で使ってもらえると踏んでいるのだろう。
昨今のインフレで携帯電話業界も端末に続いて料金プランもジワリと値上げしてきている。いったん安値に慣れてしまった消費者にとっては、インフレだからと大きく値上げされたら他社にMNPで移ってしまうだろう。そういうリスクをわかっているから料金を上げつつ、新サービスも混ぜてきているのだろう。
Starlink Directのコストがいくらなのかわからないが、携帯電話の電波をつかんでいるときは利用しない、などの設定をかけて極力使わないようにしているのだろうと思う。衛星携帯電話会社への支出を抑えることで、値上げで得られる利益はKDDIの中で使っているものと思う。
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