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Xに投稿したが、ASRock製のベアボーン、DeskMini X600を半年近く待っていたので、自制心がきかず購入してしまった。
さあて何に使おう。
マザボメーカーのASRockが数年前から販売している、インテル、AMDの両CPUに対応するベアボーンだ。ベアボーン製品は数種類あるが、DeskMiniシリーズは1Lの牛乳パック2つ分の容積で普通のPCとして動く。
昔から小さいPCは性能が悪かろうというイメージであったが、このベアボーンはTDPに制限があるもののそれを守る限りは普通のデスクトップ用のCPUを使用できる。
ハイエンドPCは無理でもミッドレンジくらいのものはお手軽に作れるということだ。
メモリ搭載は64GB、SSDはGen5対応のM.2.を載せることもでき、さらに」Gen4対応のM.2と2.5インチSATAを2台載せられる。
欠点といえば、小さいゆえにdGPUは搭載できない。従いCPU内蔵のiGPUで映像出力をするので、自然と速い動きのゲームは不向き。
CITIES SKYLINESのようなゲームなら問題なく使えそうだ。
また拡張スロットもないので、拡張性はUSBのみになる。USBの端子数も豊富ではないので、ハブを使うか厳選して使うしかない。
そんな風に制約は結構あるが、使い方がはまれば最高にいいPCになりそうだ。
そう1月からずっと思ってきてやっと5月末に発売になった。
仕様については下記記事を参照。
現状の自作メインPCのJisaku8には何も不満がない。グラフィック処理もAI処理もこなしてくれている。
従いこれを置き換えるつもりはなく、補完するものにしよう。例えばAI処理で負荷が高いときに事務処理を行う、画像処理を行うといったものだ。
Jisaku8のように仮想マシンを作って開発をすることももしかしたらあるかもしれない。今まではHyper-Vでしかできなかったが先日VMwareが仮想化環境を作るソフトの無償化に踏み切った。VMware Workstation 17 Playerの無償化だ。
これを使うことができるなら、高額なWindows 11 ProではなくHomeにして総額を押さえられる。リモートデスクトップで入れないという問題はあるがまあいいだろう。
以上から、要件はCPUはほどほど、メモリはスピードはほどほどで32GBほしい、ストレージはスピードはほどほどで1TB欲しい。
今回作るものはベアボーンPCだ。普通の自作と異なり、ケース、マザボはすでに指定されている。このため自由に選択できるのは、CPU、メモリ、ストレージくらいだ。
それらもマザボの仕様に縛られるので、実際はベアボーンを決めた時点で完成する仕様はだいたい予想できる。
それで、購入するものの候補をまず考える。
その際にパーツ選びで必要な決め事は予算だ。予算の中で収めるには必要な機能に重点的にコストをかけ、どっちでもいいものにはコストをかけない。そういうメリハリが必要だ。
今回は10万円前後で収めようと思っている。なお、ディスプレイ、キーボード、マウス、各種ケーブルは現状あるものを流用するので0円だ。
まずベアボーンのDeskMini X600は決めている。
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DeskMini X600が対応するのは、iGPU搭載のRyzen 8000/7000シリーズだ。5000番台は対応していない。(その場合は旧製品のX300を使う)
自分の現在んお自作メインPCはJisaku8で、CPUは5700Xだ。従いRyzen 8000/7000は初物になる。出たころはかなり高額だったが最近はずいぶん安くなってきた。
さらに近々あるComputex TaipeiでRyzen9000が出るという。出るとしても秋頃だろう。今買うには最新の8000シリーズが第1候補だ。
8000シリーズでiGPU対応は8700G/8600G/8500Gとある。8700Gは予算オーバなので、ここは8600Gにしておく。
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ベアボーン搭載のマザボの仕様ではDDR5メモリであるが、特殊な点がある。ノートPC用のSO-DIMMでないといけないのだ。ノートPC用は長さが短い。デスクトップ用とは互換性がないので購入時に注意。
先に書いたように32GBほしい。2スロットあるので16GBx2だ。これで1万円前後で買えるもので、そこそこの速さのもの、なおかつメーカは信頼できるところがいい。
探した結果、Jisaku8でも使っているCrucialの DDR5-5200 CT16G52C42S5 がよさそうだ。
このベアボーンでOCをするつもりはないので、安定動作しそうな5200にしておく。
ソフマップで購入した。
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Gen5のSSDはまだ高いのでGen4で1TB程度のものを探す。楽天やamazonのセールで買ってもよかったのだが、ちょうど出かけたのでビックカメラの店頭で購入。
WDのBlueラインなのでBlackよりは性能が落ちるがほどほどでいいだろう。
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セールで買おうと思いまだ買っていない。WIndows 11Homeの予定だ。
CPUクーラーが同梱されているかメーカのWEBページでは不明瞭だったので探すだけ探したが、現物に入っていたので不要になった。
ただ、熱の問題でCPUクーラが常時高速に回っている状況では結構うるさい。その場合は別売りのCPUクーラを試すとよいようだ。
当面は同梱のものでいいや。
買うものを目星をつけたので購入。買った場所は上記の通り。
これで97,000円。ポイントや割引を入れて91,000円程度になった。でもOSを買うと10万円オーバだ。メモリとSSDの容量を減らせば10万円に収まるくらいにできたかもしれない。
このくらいの価格になるとわかっていたので、最初からOS込みの中華製ミニPCが気になっていた。あちらはこれよりもさらに小さいようだ。
次回は開封。
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