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ドコモが新しい端末購入プランを発表した。
今までも同様のプログラムは各社からあるが、今回の発表は12ヶ月でも手数料を払うことで1年で機種交換が可能になる。
ドコモについてのまとめはこちら。
対象機種は、2023年9月以降に発売される新機種。サービスは、以下のものに加入することが必要。
毎月の支払いは端末の分割代金だけでなく、補償サービスの利用料も払うことになる。
補償サービスは最近始めかなり高額になっているので、自分は入ってないが、いつでもカエドキプログラムブラスの利用には必須とのことだ。
ドコモの発表ページには支払いの例が書かれている。
例えば21,1000円の端末を24ヶ月の残価設定型で契約し、12ヶ月で機種交換をした場合、
今までのプログラムでは、13~23ヶ月の支払い55,000円が必要だ。
これが、いつでもカエドキプログラムブラスでは13~23ヶ月目の支払い55,000円も免除される。ただし24ヶ月で契約したものを12ヶ月で交換するので、違約金のような扱いだろうか、ブログラム早期利用料12,100円が必要だ。
iPhone14 Pro MAX(128GB) 201,850円の例で計算してみよう。
smartあんしん補償は月額990円だ。
プログラム | 12か月目までの 月額料金 |
smartあんしん補償料 | 13~23か月目 までの月額料金 |
違約金 | 特典 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
いつでもカエドキプログラムプラス | 4,430×12= 53,160 |
11,880 | 0 | 12,100 | 77,140 | |
いつでもカエドキプログラム | 53,160 | 48,730 | 0 | -3,300 | 98,590 |
差額は21,450円になる。1年で機種交換をするつもりなら選択してもよさそうだ。
以前のように通信料金を原資にして安く端末を提供する方式に慣れた人からは、最近の端末の価格の高さが障壁になって気安く買い替えることができない。
このため以前なら1年で買い替えていた人が残価設定型で2年で買い替えているのだろう。
今回のプログラムでは、以前のように1年で機種交換をしたいユーザに対して今までよりはお得なプログラム、と言える。
キャリア側も使用期間が1年の中古機種を得ることができ、リユース品としてほかのユーザに渡すことが可能になる。バッテリの消耗は少ないだろうから2年落ちよりも高く売れるだろう。
最近のスマホは毎年買い替えなければならないほどの大きな変化はない。従い毎年スマホを買い替えたいくらいお金に余裕があるユーザには朗報だろう。
また、ほかのキャリアの追従もありそうだ。
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