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タイムシフトといえば東芝REGZAの専売特許だったが、他社も徐々に倣って採用しているようだ。
一方で外付けのHDDで同様の仕組みを作る製品がある。今回のフナイの製品がそれだ。
REGZAと同じ使い道を想定しているのであろう。最近はネットでの番組配信もあるのでぐっと需要は減ったと思うが、自宅のテレビでちょっと見たいという需要は結構ある。
あらかじめその番組があることを知っていて、レコーダに録画予約をして正座で待つようなことを自分はまだしているが、番組は多様化しており、自分にとっては4種類になっている。
1と4はいい。以前から対応は決まっている。REGZAのタイムシフトが出てくるまでは2は悔しさをにじませて夜空に叫ぶしかなかった。タイムシフトのおかげで救済できる番組が増えてよかった。
REGZAの場合は、いったん保存用の500GBのHDD(しかもこれが2.5インチ)に移動し、そこからダビングによってレコーダに移すことができる。残念ながらダビング回数を引き継げない状況でのダビングになるため(いつもこの仕様はひどいと思うが)、地デジ用NASに移動したりブルーレイに焼いて保管する場合は、REGZAから複数回ダビングすることでしのいでいる。
タイムシフトを知ってよくなったのは3のケースだ。それまではそういう番組を後から聞いても見ることもできないのでまあいいやとしていたが、タイムシフトによって数日前の番組でもみることができるようになった。おかげで、ネットニュースで話題になった番組を後から探してその場面をみることができる。
ニュースだけで満足できない、その場面をみたいという欲求をかなえられていい。
そこまで暇がないといちいち3のような番組を拾うことができないのだが、まあ、そこは個人の趣味次第でしょう。
ここまで書いたことは我が家にあるREGZAでのタイムシフトだが、他社のテレビではこのようなことができなかったと思う。
しかし他社テレビを使っているユーザにも朗報だ。
フナイといえば最近はヤマダ電機で独占販売されるテレビで有名だが、年配の諸兄ならかつてのビデオデッキを安く販売していたメーカとして記憶に残っているだろう。
フナイは長くUS向けの製品を販売していたそうだが、近年その事業をやめて、国内に回帰したそうだ。その結果がヤマダ電機との提携のようだが、おそらく販売店からのフィードバックを得て今回のような製品ができたのだろう。
FHR-HM2040 はフナイからすでに販売中だが、容量2TBでありながら6チャンネル、最長1週間の録画が可能だ。
録画モードは4つあり、高画質では3日間だけ保管できる。タイムシフトなので古い番組から上書きで消されていく。
6チャンネルを1チャンネルに減らせば単純に6倍になるので高画質で18日、長時間モードでは6週間も番組を記録し続けることができる。必要なら外付けUSBHDDに最大6TBを書きこむことができる。
ただし、REGZAもそうだがメンテナンス時間帯があるようで、24時間ずっと録画はできない。23時間だ。
真夏の恒例の24時間テレビを丸ごと録画することはできない。
今まではタイムシフト用の外付けHDDというと、REGZAのための製品が多かった。今回のフナイのように単独でタイムシフトを提供する機器がでてきたことからは、一定の需要があるという事がわかる。
なお、REGZAからも販売されている。
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タイムシフトを使ってきて改良してほしいと思う事を書いておく。
ネット配信がテレビ放送中番組の追っかけ再生を提供するようになったら、タイムシフトの役割は終わりかも知れないが、まだまだ提供されないだろう。
この手の製品はまだまだ続くと思う。活用していきたい。
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