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2020年5月6日更新
子供にスマホやタブレットを与える際に気にすべきことがいくつかある。
そのうちのいくつかを解決してくれるのがAodroid向けのGoogle製サービスである、
ファミリリンクだ。
設定してからの我が家での状況をご紹介。
ネット環境が提供するサービスについてのまとめはこちら。
子供、特に小学生くらいの若年者にスマホを渡す場合に、気にしなければいけないことがいくつかある。
親であればなんとなく知っていると思うが、順に改めて書いてみる。
SNSが盛んになり子供にスマホを与えてしまうと、勝手に登録して見知らぬ人との交流を始めてしまいそうだ。
多くのSNSではメールアドレスで本人認証をするが、逆に言えば、これさえすり抜けられれば使えてしまう。
無制限にアプリケーションを使えると、親の知らないところで悪意のある大人と交流しているかも知れない。
悪意のある大人はいくらでもいる。
登録した情報が正しい保証はない。
小学生と偽って誘い出し、悪事を働く最悪のケースを想定しなければいけない。
親がどういう人と交流しているか、把握できる仕組みが必要だ。
スマホのアプリケーションで人気のあるものはゲームだろう。
スマホのゲームはたいてい無料で遊べるが、もっと面白いことをしようとすると
課金しないと利用できないケースがほとんどだ。
課金により開発元は開発費を回収し、次の開発に資金を回すことができる。
だから課金を否定はしない。
しかし、分別つかない子供にとっては、課金で得られる武器が欲しいだけで、
その対価のお金の価値はまだ理解できていないことがよくある。
我が家ではお小遣いを毎月あげて、欲しいものは自分で計画立てて買うように仕向けている。
しかし、未だにお小遣いとは別に買ってもらおうという意思を時々見受ける。
例えば、100円ショップで買えるようなものまで買ってくれと店でねだられる。
なんのためのお小遣いなのか?いっそお小遣いをやめるかと何度か考えたこともある。
お金についてまだまだ理解が足りないようなので、仮にクレジットカード番号を
登録したスマホを渡してしまうと、大変な課金請求が来そうだ。
子供にはまだお金の価値はわからないので、そうならないように親が自衛するしかない。
これが一番問題かもしれない。
無制限に使えるように渡してしまうと、静かだなと思うとずっと動画を見ている、という場面があった。
しかも、「長時間だからもうやめなさい」、と注意するまでいつまでも使っている。
熱中しているといえば聞こえはいいが、スマホで遊んでいる間は勉強するつもりはない。
その結果、宿題をやり忘れがちになり、睡眠不足にもなる。
子供は大人よりも長く寝て、脳の成長を促進しないといけないと言われる。
短時間の睡眠の子供ががキレやすいとも言われる。
無制限に使わせることで、いいことは何もないようだ。
で、我が家ではファミリリンクを設定した自分の古いスマホ、Nexus5を子供に使わせている。
ファミリリンクの詳細は公式ページと前回の記事を参照。
我が家ではファミリリンクを使い、なおかつ以下のようなルールにしている。
渡している間は何に使っているかはわからない。
しかし、上記の制限があることと、まだ自分の部屋にこもって何かをする年齢ではないので、
なんとなく何をしているかは把握できている。
親が決めたルールに従って使うので、見知らぬ人と交流するアプリケーションは使えない。
それに、一日30分経過で強制的に使えなくなる。
なお、写真を撮って、インスタにアップしたいというので、アップロード時は
親がチェックすることを条件にして使えるアプリケーションに入れた。
親の確認のもとで、イイネしてくれた人にお返しでイイネをしている。
今のところ心配の種になる問題はない。
他の国に比べて、日本は子供がPCなどITデバイスを使う時間が少ないという。
昨今ではスマホの普及でPCの使い方を知らない新入社員が増えたという。
外国であれば考えられないことである。
外国とのITスキルの差はどんどん開いていく。
昨年乗り換えたウイルス対策ソフトのESETかちょっと前にファミリリンクのような機能をリリースした。
トレンドマイクロのウイルスバスタも同様の機能を持っているので競合と合わせたのだろうか。
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ESETでは、ソフトウエアは子供用と保護者用の2種類があり、子供用のみライセンスが必要。
つまり、ウイルス対策ソフトウェアとこれをインストールするとライセンスを2つ使うことになる。
このソフトウェアでできるのは、
後者はキッズケータイにはあるが、ファミリリンクでは提供されていない。
スマホ用にはほしい機能だ。
キッズケータイは以前記事にしている。
いろいろなソリューションが出てくれば、組み合わせてやりたいことができる。
子供の成長を見守りつつ安全にITツールを使わせて、ICTスキルを磨いてほしいなと思っている。
プログラミングに興味を持って、父の仕事に理解が深まるといいなと思いつつ。
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